愛楽園

愛楽園の概況

1988年3月末の園の概況は、次の通りである。

敷地:302,977㎡ 建物:144棟(28,242㎡、入園者地帯は全棟冷房装置)。

入院定床:652床:医療法定床:790床。

診療科:内科・外科・形成外科・皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・歯科。

職員:医師定員12人(現員8人)、医療職13人、看護婦61人、行政職141人、その他74人、合計299人。

入園者数:617人。

園外の医療機関に入園者の診療委託も、入院・外来共に行なわれている。慰問団やボランティアの来園も多い。

該当者には公的年金が支給され、そのいずれにも該当しない人には園予算から「患者給与金」が毎月支給され、被服代や日常の費用に当てられている。

春秋二回、専用バスによる社会見学があり、国立療養所(ハンセン病13園)間の親善交流と、沖縄県が実施の本土各園にいる県出身入園者の里帰り来訪もある。

近年とみに盛んになったゲートポールでは、近隣字を始め、国頭村などの招待試合等外部との交流も少なくない。

囲碁(最高位五段)・将棋・麻雀・カラオケ・古典音楽(野村流師範免許一人)・陶芸・園芸・野菜作り・釣り・卓球等も盛んで、職員はもとより、園外との交流も多い。文芸は、機関紙「すむいで」の他、新聞等への投稿も活発である。

出典:「わがまちわがむら

愛楽園のあゆみ

愛楽園の小年表

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