名護博物館収蔵のハル石

名護博物館収蔵のハル石

種別:有形民俗文化財

指定年月日:平成4年11月1日/市指定

所在地:名護博物館

(説明)

ハル石は「シルビグヮー」「ドゥティグヮー」とも呼ばれている印部土手石のことです。蔡温の行った元文検地(1737年~50年)の際、田畑などの土地を測量するために設置された図根点のことです。これまでに名護市内でも発見されているのは33基。そのうち土手が残り、現地に保存されているのは6基あり、その中の2基が名護市の文化財に指定されています。宅地や農地の開発などでさせられたものを博物館に保管し、展示しています。検地当時のハル石の素材や大きさ、文字などを比較する上で貴重な資料となっています。

● 「まてきや原さ」稲嶺 ●「なかをす原テ」仲尾次 ●「こくてん原た」川上

● 「きちる原め」伊差川 ●「せなか原く」幸喜 ●「寸ろき原申」幸喜

● 「ふくち原ヨ」許田 ●「ゐまた原エ」為又