汀間の人口と産業

汀間の人口と産業

人口統計

産業動向

汀間の産業の現状を産業別就業者の構成について見ると(同表参照)、就業者121名の内、第1次産業39%、第2次産業19%、第3次産業42%という構成で、第3次産業に従事する人がやや多い。第3次産業は近年やや減少しているが、サービス業が6割を占める。第2次産業は建設業が大半である。

農畜産業について見ると(農業基本統計表参照)、現荏農家は22戸で、15年前に比べて半減している。全休としての経営耕地面積は9.3haである。作物は、以前は水稲が主であったが、今はキビが中心で、野菜類がそれに次いでいる。昭和60年に水稲がなくなっているのは、汀間地区土地改良総合整備事業(13.7ha、昭和53~56年度)の影響である。畜産は盛んではない。

汀間では、現在10名が漁業に従事している。汀間川河口左岸の汀間漁港には、年間258トンの水揚げがあり(昭和59年)、名護市の総漁獲量の23%を占めている。その大半はモズクであるが、マチやタイも各1トン余水揚げされている。