胴衣

胴衣(ドゥジン)

女性の衣服の名。ドゥジシ・カカン(胴衣・下裳)として主に女性たちに着られるが、男性にも正装の場合に用いられた。筒袖でひざ下ぐらいまでの丈の短い薄衣の上着。左右からの結び紐で両脇下のあたりで結び止める。かつては色や布などに位階による制限があったが、現在の民俗芸能では、赤、白、黄、青、クンジー等がある。大人の女性や既婚の若い女性を表象するものとなっている。

出典:「芸能