雑踊り

雑踊り(ぞうおどり)

舞踊のジャンルの一つ。琉球王国時代に創作され、育成された御冠船踊り(古典舞踊)に対して、廃藩置県以後に商業演劇のなかで創作された舞踊を雑踊りという。雑踊りには、従来の古典舞踊とはちがって、振りや形式、衣装に新しさがあり、庶民芸能として定着してたちまち人気を博した。雑踊りは、初めの頃はアングヮーモーイ(姉小舞い)と呼ばれていた。

出典:「芸能