勝山の伝統文化

拝所と祭祀

勝山が分区独立したのは、昭和17年。以前は、安和・山入端の一部であった。古くから首里や泊からの寄留人が住んだが、拝所はない。ただ、拝井泉として猫が発見したというマヤーガーや、シーミーガー(清明川)がある。

現在、伝統的な年中行事はほとんど行なわれなくなった。

芸能

戦前は、青年たちが東又組、西又組に分かれ、旧7月7日の盆入りから14日までみつちり練習し、15日・16日で部落の各戸を踊り回ったくらいである。昭和30年頃には部落の若者が減り、各戸を回るエイサーができなくなり、場所を決めて行なうアジマーエイサーに代わり、やがて途絶えていった。

現在、旧盆に区民みんなで盆踊りを楽しんでいる。最近、一時は途絶えたエイサーが青年会の手によって復活した。

出典:「わがまちわがむら