天仁屋

天仁屋(てにや/てぃんな)

天仁屋の現況

世帯62人 人口211 面積10.09k㎡

天仁屋は、方言でティンナと呼ばれ、名護市の北東端に位置する。太平洋に面し、北は東村の有銘と接している。県道70号線がスーナ(底仁展)の方を通り、北西の山地に水源を発する天仁屋川と有津川(流長6.1km)が流れる。南側にはバン崎、そして東にティンナザチ(天仁屋崎)がある。

集落は、本集落の他にアッツ(有津)とイーフドー(上太道)がある。本集落は、碁盤目状の土地割の集落を形成している。有津は、散村形態の集落である。それぞれ天仁屋と有津に共同売店がある。昭和27年に天仁屋から底仁屋が分区したが、同33年に合併そして同37年に行政区底仁屋として独立した。

出典:「わがまちわがむら

人口109 世帯数28

有津には沖縄貝塚時代前期の有津貝塚がある。神アサギの広場の天仁屋遺跡はグスク時代から近世、近代にかけての遺跡。近世史料には「てきな村」ともみえる。天仁屋の本集落の他、大道原、スウナ(底仁屋)、前原、有津の五集落がある。これらは廃藩置県後、首里、那覇の士族が移り住んで成立した。底仁屋、前原には、はじめハサマ山に住んだ人たちが大正の初期に移ったという。パン崎には、近世に東海岸を見張る詰所とX季火台がおかれた。現在の行政区底仁屋は、昭和27年に天仁屋から分立し、同33年に再び合併、さらに同37年に分かれて今日に至っている。天仁屋小学校は大正g年に分教場として始まり、昭和4年に現在地に校舎を新築した。北側丘陵地で現在大規模な土地改良事業がすすめられている。花弁の産地としても知られる。市指定の天然記念物「底仁屋の御神松」がある。

出典:「名護市の小字

天仁屋のわがまち・むらのアルバム

天仁屋の集落・環境屋号図

天仁屋の小字 区界図と小字一覧

天仁屋のあゆみ、小年表

天仁屋の人口と産業

天仁屋の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

天仁屋の伝統文化

天仁屋の文化遺産