古我知焼壷型黒釉子甕(ジーシガーミ)(登録4739)

古我知焼壷型黒釉子甕(ジーシガーミ)(登録4739)

種別:有形文化財(工芸)

指定年月日:平成4年12月1日/市指定

所在地:名護博物館

(説明)

古我知奥又原で焼かれた焼物で、開窯は不明だが閉窯は今から約160年前だと伝えられています。上焼がほとんどで無釉の焼締は多くありません。陶土は白色を使用し、釉薬は灰釉・鉄釉が多く、布ぶき、ワラぶきといわれる独特の技法に特徴があります。窯跡は県指定の史跡。

底面から胴への立ち上がりがスマートです。胴上部の眉の部分が家形になり、その中の孔が3個開けられています。高さ67cm、口径31.6cm、胴部39cmを測り、緑かかった黒釉が施されています。