勝山

勝山(かつやま)

名護市行政区_勝山区域

勝山区の現況

世帯数:60世帯 人口:142人 面積4.04k㎡ (2017年現在)

勝山は、昭和17年に安和・山入端から分区した時に付いた名で、それ以前はマヤーガー(猫川)と呼んでいた。後述の伝説でも紹介するように、猫が発見した泉を頼って人が住み始めたのでそう呼ばれたという(勝山誌)。

勝山は、安和の北側の山間部に位置し、嘉津宇岳(451m)・安和岳(432m)などの高い山がそびえ、その山地の北側の谷間や尾根で本部町と接する。集落は、その山地の南側のふところに点在する。現在8 つの班からなるが、大きくアガリマタ(東又)・イリマタ(西又)・ガジャナクマタ(我謝如古又)に分けることができる。ほとんどの家は斜面に建ち、そのまわりの畑にはみかんが目立つ。

下の部落や幹線を結ぶ道路に、西又から安和へ下る道、東又から山入端・屋部へ下る道の他、農道が数本通っている。中でも屋部から勝山に登る市道は、幅の広い道に整備されつつある。また、東又から登る嘉津宇岳登山道にもアスファルトが敷かれた。

昭和61年には、新しい公民館として構造改善センターが完成した。今、その前の広場の整備が進み、区民運動会や盆踊りが行なわれている。また、構造改善センターの南側の谷間では土地改良事業が行なわれ、ラン栽培のためのハウスが建った。

出典:「わがまちわがむら

人口135 世帯数44

廃藩置県を前後して屋取集落の形成が始まる。昭和17年、山入端から見浜原、宇喜納原、東猫川原、西猫川原、阿楚原、嘉我原、また安和からは白金又原、猫川原、大又原、我謝如古原、我謝如古山を割いて行政区勝山が成立した。名前は嘉浬宇岳の「カツ」をとり、戦時下であったので、「勝」の字をあてた。嘉津宇岳、安和岳、八重岳一帯は県指定の自然保護区(天然記念物)。シークァーサーと猫川山羊で知られている。

出典:「名護市の小字

勝山のわがまち・むらのアルバム

勝山の集落・環境屋号図

勝山の小字 区界図と小字一覧

勝山のあゆみ、小年表

勝山の人口と産業

勝山の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

勝山の伝統文化

勝山の文化遺産