ピトゥ狩漁具

ピトゥ狩漁具

種別:有形民俗文化財

指定年月日:平成4年11月1日/市指定

所在地:名護博物館

(説明)

名護湾におけるピトゥ狩は、かなり古い時代から行われています。春先、海水が温かくなる頃、餌を追いかけ名護湾沖を回遊する小形鯨類は、名護湾を狭い水道と勘違いし湾内に入り込んでいきます。それを発見した漁民は櫂を立て、他の漁民に知らせ、湾内の浅瀬に追い込み手投げ銛や鎌などで捕らえます。その漁に使われる道具は、かつてのピトゥ狩を知る上で貴重な民俗資料です。