山入端

山入端(やまのは/やんぱー)

山入端区の現況

世帯84 人口276 面積0.98k㎡

山入端は、方言でヤンパーと呼ばれる。現在、中山の集落のある所が故地で、そこには古山入端という地名が残っている。元は山饒波とも書き、山中の広い原を意味するともいう(宮城真治:沖縄地名考)。

集落は、名護湾に南面する海岸低地に、細長く碁盤目状に形成されている。集落の背後には、琉球石灰岩の丘陵地がせまり、西上原には砕石工場がある。東の砂田原と潮平IⅡ原(スンジャガー)の間にわずかな低地があり、そこに潮平川の水を引いて田を造った時期もある。西は安和前川を境にして、安和に接する。その海岸沿いにコーエンと呼ばれる小高い森があり、墓が多い。

集落の中をほぼ東西に国道449号線が通るが、砕石工場からのダンプカーの往来が激しく危険であるため、整備されることになった。

出典:「わがまちわがむら

人口 238 世帯数81

故地の古山入端原(現在の中山地内)から乾隆2年(1737)に現在地の安和兼久の砂地に移動する。集落が立地する小字名の山人端は、戦前までアガリ、イリと呼ばれた。近世史料には「山にょは村」「山饒覇村」「山饒波村」などと記される。昭和17年に東猫川原が勝山、同18年阿楚原が旭川、内山原が中山の行政区域になる。

出典:「名護市の小字

山入端のわがまち・むらのアルバム

山入端の集落・環境屋号図

山入端の小字 区界図と小字一覧

山入端のあゆみ、小年表

山入端の人口と産業

山入端の自治と活動(現在行われる年中行事も含む)

山入端の伝統文化

山入端の文化遺産