御冠船踊り

御冠船踊り(うくゎんしんをぅどぅい)

琉球王国時代に、国王の代替わりの儀礼のために渡来する冊封使を歓待するために演じられた芸能の総称。冊封使は新しく就任する国王に詔勅、王冠(玉冠)、皮弁服を授けた。琉球では冊封使が乗って来る封舟のことを冠船と称した。冠船で渡来する方々、つまり冊封使を歓待する芸能なので冠船芸能といった。敬称「御」をつけて御冠船踊りという。

出典:「芸能