キリシタン

キリシタン(切支丹)

祭儀名。キリシタンチョー(切支丹帳)ともいう。琉球王国時代の薩摩藩の要請による宗門改め帳の提出慣行が起源である。現在ではクリスマスの頃に行う。その一年の新生児(ミーウマリー)や乳幼児の健康と無事な成長を願うための区主催の祝福行事となっている。名護市では主に久志地域で行われている。かつて祝宴には各当家からシンムイ(御馳走の積み盛り)が提供されたが、現在それは途絶えている。

出典:「芸能