アドナイ・シャローム
2022. 6. 12.
白寅天
n 士師記 6:21-24
21 すると主の使いは、その手にしていた杖の先を伸ばして、肉と種を入れないパンに触れた。するとたちまち火が岩から燃え上がって、肉と種を入れないパンを焼き尽くしてしまった。主の使いは去って見えなくなった。
22 これで、この方が主の使いであったことがわかった。それで、ギデオンは言った。「ああ、神、主よ。私は面と向かって主の使いを御手しまいました。」
23 すると、主はギデオンに仰せられた。「安心しなさい。恐れるな。あなたは死なない。」
24 そこで、ギデオンはそこに主のための祭壇を築いて、これをアドナイ・シャロムと名づけた。これは今日まで、アビエゼル人のオフラに残っている。
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シャロームと言う言葉は、聖書で、戦争との対立概念で使う言葉であるが、戦争だけではなく、あらゆる戦い、裁判、訴訟などを起こる問題たち、不均衡、葛藤、不調和、無秩序の状態ではない、物質的、肉的、精神的完全な理想的満足状態を言われます。そして、実際的に言われることは天国の状態、救いを意味します。罪が無い天国は完全な秩序と安定、義と公平がある所であり、救われた人々の完全な安息を意味します。大きく、五つの内容を考えます。
1.平和の意味があります。普通、外側の面を言います。国と社会、家庭で戦争や争いが無く平和の中で有ることを意味します。これは次にもあるけど、秩序、従順、安定があることです。
2.心の平安を意味します。内側の面を言うことで、心の平和の意味です。外の平和の大事な元は心の平和です。心の平和は、主に従うことから来ます。人は罪を犯したからこの平安が無くなるようになりました。
3.正義を意味します。義は正しいことで、ただ義で有る神の中で義があります。神に従うことが義であり、すべての人々にこの義は公平にあるべきです。それで、義と公平は共に行きます。
4.秩序を意味します。国や社会での秩序はその法律を良く守ることで有ります。御霊様の中で従順を通して一致されることです。
5.調和の意味があります。対立や葛藤ではなく、バランスがあり、互いに足りないことを満たすことです。
これらすべて天国の完全な状態であり、このシャロームは生まれ変わった聖徒の中で神様が御霊様によって満たされる、天国の状況、救いを意味します。この世で、神の救いであるシャロームが自分の心の中、教会に有りますようにお祈りします。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、自分を否認して、主に従い、御霊様によるシャロームが心と教会に有りますように。