#519(2020-10-18)

黙示録の終わりの教訓

2020. 10. 18.

白寅天

n 黙示録22:7,14,17

7 「見よ.わたしはすぐに来る.この書の預言の言葉を堅く守る者は,幸いである.」

14 自分の着物を洗って,命の木の実を食べる権利を与えられ,門を通って都にはいれるようになる者は,幸いである.

17 御霊も花嫁も言う.「来てください.」これを聞く者は,「来てください.」と言いなさい.渇く者は来なさい.命の水がほしい者は,それをただで受けなさい.

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今年コロナが発生した後、4月から黙示録の講解説教をはじめ、7ヶ月なって黙示録22章来ました。今日の章では、主は黙示録のメッセージを終わる時に、結論として教訓を強調して言われています。それは、次の三つのポイントがあります-「 すぐに来る」、命のためにするべきこと、すべきではないこと。

1. すぐに来る。

すぐには、ギリシャ語で、ταχύ[tachyタチ]で早く、スピードがあるようにとの意味があります。この言葉は聖書の色々なところで出るけど、「和解する時すぐに」「主の復活を知らせる時すぐに」「死んだと思った子供が生きて帰った時すぐに彼に対応する」「主に呼ばれた時すぐに行く」「悔い改めをしないとすぐに主の戦いがくる」「すぐに来られるから自分の冠をよく守る」「怒りの裁きがすぐに来る」「すぐに来るので、御言葉を守る」天におられる主には、とてもすぐに来られる。ただ多い人々が救われるために時間を延ばしている。

2. 命のためにするべきこと。

予言の御言葉を守ること、神様だけに敬拝すること、義と聖なる人生に続いて留まること、忠誠的に働くこと、自分の衣を清く洗うこと、主の御声を聞き命の水を飲むこと。

3. すべきではないこと。

不義に続いて留まること、「犬ども,魔術を行なう者,不品行の者,人殺し,偶像を拝む者,偽りを行なう者」「予言の御言葉に加えることや削除すること」

最後に「主イエスの恵みがすべての者とともにあるように.」と言われました。新約の多い手紙で言われる終わりの挨拶です。我らを聖なる城に入られるようにする主の恵みに留まれるようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、すぐに来られる主の日を待ち望み、御言葉と義の人生、すなわち恵みの中に留まりますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。