#359(2017-6-25)

キリストと共に王になる特権

2017. 6. 25.

白寅天

n エゼキエル 46:1-5

1 神である主はこう仰せられる内庭の東向きの門は,労働をする六日間は閉じておき,安息日と,新月の祭りの日にはあけなければならない.

2 君主は外側の門の玄關の間を通ってはいり,門の戸口の柱のそばに立っていなければならない.祭司たちは彼の全燒の生贄と,和解の生贄をささげ,彼は門の敷居のところで礼拝して出て行かなければならない.門は夕暮れまで閉じてはならない.

3 一般の人々も,安息日と新月の祭りの日には,その門の入口で,主の前に礼拝をしなければならない.

4 君主が安息日に主にささげる全燒の生贄は,傷のない子羊六頭と,傷のない雄羊一頭である.

5 また,穀物のささげ物は,雄羊一頭について一エパ.子羊のためには,彼が与えることのできるだけの穀物のささげ物.油は一エパごとに一ヒンである.

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最近、私たちはエゼキエル書をQTの時間黙想しました。40章から、エゼキエル、新たな神殿を幻の中で見ます。その神殿について三つも解釈(文字的、象徴的、黙示的)が有りますが、三つ全部意味があると思います。ある象徴的解釈の学者たちには異見が有りますが、今日は文字的と黙示的の解釈で、エゼキエルが見た神殿は千年王国の時の神殿として見て、御言葉を伝えたいと思います。

今日の御言葉では、王が神殿で定めた祭りの時だけではなく、安息日と新月の祭りの日に神殿で神様に犠牲を捧げます。それとも、民数記28:9で出る旧約の時代の犠牲ともっと大きい犠牲を捧げます。また、王が神殿でどういう犠牲と礼拝を捧げるから具体的に書いています。これは今までの歴史の状態を見るとありえないことで見えます。神殿も無いし、王も無いうちに、どうしてこのことが出来るかと思われやすいです。

これを主が再び来られた後、この地の上に立てた千年の王国として考えるなら、それがちょうど合います。旧約聖書で出るイスラエルのメシアが統治する国は、エデンからの人間の初めの生活の状態、完全にメシアが統治する国が回復されることが記録しています。また、その千年の期間に統治する様子について黙示録20:4-6で記録しています。ヨハネは「また私は,イエスのあかしと神のことばとのゆえに首をはねられた人たちのたましいと,獣やその像を拜まず,その額や手に獣の刻印を押されなかった人たちを見た.彼らは生き返って,キリストとともに,千年の間王となった.」と記録しています。これは、使徒ペテロを通して言われたIペテロ2:9で、「あなたがたは,選ばれた種族,王である祭司,聖なる国民,神の所有とされた民です」の通りです。この世で苦難を通して勝利する人生を過ごして、キリスト共に王である祭司になる私と皆さんとなりますようにお祈りします。

【教会通信】

・兄弟姉妹たちがいつも御霊の導きに従う人生を過ごせますように、このために、いつも主の御臨在の中で留まることができますように、また、主の恵みよって主の部屋に入って主に深く会うことができますように。

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、キリストと共に死んで、共に生きる人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、御霊様の力によってこの世でサタンの攻撃から勝利し、命をもって主に従って、主の国で王である祭司になる特権を持ちますように。

お祈り下さい

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。