#491(2020-3-29)

収穫の時に近づいて

2020. 03. 29.

白寅天

  • マルコ 4:20,29,32

20 良い地に蒔かれるとは,御言葉を聞いて受け入れ,三十倍,六十倍,百倍の実を結ぶ人たちです.」

29 実が熟すると,人はすぐにかまを入れます.收穫の時が来たからです.」

32 それが蒔かれると,生長してどんな野菜よりも大きくなり,大きな枝を張り,その陰に空の鳥が巢を作れるほどになります.」

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今回のCOVID-19は、人類の歴史を分ける大きい事件になろうと言う話があり、皆そうだと思われると考えます。それでは、コロナの問題後何が予測されるか、社会的には専門家が色々言うと思いますが、特に教会について考えます。今までの様子を見ると、異端と時限部終末論が強くなる、教会が色んな制限を受けること、オンライン礼拝の活性化、色んな監視体裁が強くなる、教会の中で麦と毒麦が分けるー教会の変化と主の日の現状がもっと強くなることが思われます。

主の日が近づいていることは収穫の時が近く来たことの意味です。今日の御言葉での収穫は、一人の霊魂が成長して豊かな実を結ぶことの意味と考えられますが、聖書のあらゆるところでは主の日を意味することもあります。主は主の日、良く成長して豊かな実を結んだ麦を収穫されます。今日の御言葉では、収穫の時、良い実を結ぶことの為に説明しています。

マルコ4章で、主は天国を説明する時、種と実の比喩を通して説明されました。多分、天国の霊的なことを人の言葉で説明する時、比喩が良かったではないかと思います。主は種と実の比喩を三つ言われました。それは、心の畑と種(福音の御言葉)、一つの種の成長について、また、種が大きくなって良い影響を与えることです。

これは、初めに、救われる人の心は石やいばらが無い良い畑で豊かな実を結ぶ心だと言われます。次に、その成長の過程を26-29節で詳しく言われます。種が芽を出し、次は穂を、後穂が良い実に熟することで、それを収穫することです。最後に、小さい種が成長して、すべての野菜より大きくなって、枝を張り、鳥たちが宿るようになることです。福音の御言葉を良い心で受け、試練と誘惑を耐えていく、即ち、芽、穂を出すことになり、もっと大きくなって他の人に良いことを出せる実を結ぶこと、これが天国の原理です。これが収穫に近づいている時に、私たちに見えられるべきです。御霊様によって、その実が豊かに結んで、収穫の時の為に自分を良く準備する私たちとなりますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、福音の御言葉が試練や誘惑に良く耐えられて、豊かな実を結び、収穫の時を良く準備する人生を過ごせますようい。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。