主の王国への望み
2020. 12. 06.
白寅天
n ゼカリヤ14:19-21
19 これが,エジプトへの刑罰となり,假庵の祭りを祝いに上って来ないすべての国々への刑罰となる.
20 その日,馬の鈴の上には,「主への聖なるもの」と刻まれ,主の宮の中のなべは,祭壇の前の鉢のようになる.
21 エルサレムとユダのすべてのなべは,万軍の主への聖なるものとなる.生贄を捧げる者はみな来て,その中から取り,それで煮るようになる. その 日, 万軍の 主の 宮にはもう 商人がいなくなる.
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ゼカリヤ書は、悔い改めて主に帰ることと神殿の再建から始めメシア王国について予言されています。ハガイと同じ時代(BC 520年ごろ)に活動を始めましたが、約 BC 480年代まで活動したと見えます。ゼカリヤ書は、イスラエルの罪とそれの悔い改め、神殿の再建、これにつながって、メシアの来られることとイスラエルでの完全なメシアの国とそこでの神殿が立てられることが予言されています。13章と14章では、終わりの時のイスラエルの様子と主の御国の様子が詳しく予言されています。今日は、内容が広いけど、ゼカリヤ書の全体を見て、主の御心を考えます。
1.1-6章で、8の幻を見せて、イスラエルの罪、神殿、メシア、イスラエルの国の回復について言われます。8の幻は次のようにあります。
[幻1] ミルトスの木の間に立っていた人と馬たちの幻: 暗い状態のこの世
[幻2] 四つの角と四人の職人:イスラエルに苦しみを与えた国への裁き
[幻3] 一本の測り綱を持つ一人:エルサレムの回復
[幻4] よごれた服を着ている大祭司ヨシュア: 大祭司メシアの来られる
[幻5] 七つの灯と皿の二本のオリ―ブの木: 神殿の再建と主の国の回復
[幻6] 飛ぶ大きい巻物: 悪人に対する裁き
[幻7] エバと女:バビロンの滅び
[幻8] 四台の戰車と馬: 主の国のために天使の働き
2.7-11章:間違う宗教活動、府従順、イスラエルの回復と栄光
3.12-14章:未来への警告、メシアの王国の建設と様子
主はゼカリヤ書で、悪の道であゆみ、自分のために宗教活動していて主に従わない人々に主に帰ることを言われ、主の御国が立てられる希望を教えられます。この望みの中で生きる私たちとなりますようにお祈りします。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、謙遜に主に行き、御霊様によって自分の罪を悔い改めて主に従う人生と主の御国への望みをもって生きることが出来ますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。