えこひいきの罪から離れる
2020. 03. 01.
白寅天
ヤコブ 2:1,8-9
1 私の兄弟たち.あなたがたは私たちの栄光の主イエス·キリストを信じる信仰
を持っているのですから,人をえこひいきしてはいけません.
8 もし,ほんとうにあなたがたが,聖書に従って,「あなたの隣人をあなた自
身のように愛せよ.」という最高の律法を 守るなら,あなたがたの行ないはり
っぱです.
9 しかし,もし人をえこひいきするなら,あなたがたは罪を犯しており,律法
によって違反者として責められます.
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今日の御言葉1節で、「人をえこひいきしてはいけません」と言われています
。「えこひいき」はギリシャ語で「προσωποληψία・プロソポレムプシ
ア」と言い、Respect of Persons/partiality/favoritism(偏愛、偏頗)の意味
を持っています。英語そのままで見ると、「人を尊敬する」意味ですが、特別待
遇、偏頗的大愚を意味しています。これを見ると、えこひいきは人を尊敬するこ
とから来ることを分かることが出来、人の罪の本性であることを分かることが出
来ます。
ヤコブ2章では、行いがある信仰について、具体的なことを言われています。そ
れが人をえこひいきすることをしないことです。教会で、お金と力がある人々を
貧しいで力が無い人より、もっと良い大愚をすることは行けないことです。これ
が行いある信仰を見せることです。実際に、私はえこひいきが無い人生を過ごし
ていると思いながらも、行いがある人生を過ごさないケースが多くあると思いま
す。えこひいきすることについて考えます。
えこひいきすることの元は神様を尊敬し畏れるべきですが、人の栄光を求めて
人を恐れることから来ます。すべてが罪の本性の姿です。人は神を尊敬し敬拝す
ると言いながらも、神様を軽く思う罪の本性と傾向があります。神の約束を軽く
思うことはエサウの例で見るように、不品行と俗悪の罪です。「また,不品行の
者や,一杯の食物と引き替えに自分のものであった長子の権利を売ったエサウの
ような俗悪な者がないようにしなさい.」(ヘブル 12:16)
また、えこひいきは、ことを正しく、また神の義と公平をもって判断すること
をせず、人の心である高慢から来る欲望に基づいて、知るうちでも知らない中で
も、悪く、正しくないように判断して行うことです。滅びる人はこの偏見と悪の
中で続いて行きますが、救われる人は御霊様によってそこから離れて義の道に帰
っていきます。神を畏れて行いの信仰を持つことが出来ますようにお祈りします
。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人
生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共
に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う
人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の
救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、自分の心で主が真に主人となって、えこひいきなしで主の
義をもって行いの信仰の人生を過ごせますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、い
つでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通
して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と
信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生に
なりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰る
ことができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下
さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改
めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、
狭い門に入る人生が過ごせますように。