#493(2020-4-12)

御言葉を読み、聞き、心に留める人が幸い

2020. 04. 12.

白寅天

  • 黙示録 1:3

1:3 この預言のことばを朗読する者と,それを聞いて,そこに書かれていることを心に留める人々は幸いである.時が近づいているからである.

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黙示録はすぐに起こるはず事を僕たちに示す為に主が言われたことです。主はこの御言葉を、教会の僕たちが読んで聖徒たちがそれを聞き、心に留めて守るようにし、祝福を受けることを望んでおられました。ヨハネは福音を伝えて天に昇って行かれてから再び来られる主がお話したこの命令を伝えることです。この手紙の受信者は、小アジアである7の教会です。

ヨハネは幻の中でこれを言われる主を見ます。この主は、「ように」と表現で、比喩として記録されました。主の特徴を象徴として言われることです。それは次のようです。

- 足までたれた衣を着て,胸に金の帶を締めた,人の子のような方 - 王としての威厳と栄光

- 頭と髮の毛は,白い羊毛のように,また雪のように白く - 主の知恵

- 目は,燃える炎のよう - 人の心と思いを探る主の全知の属性

- 足は,爐で精練されて光り輝くしんちゅうのようで - 罪が無い聖なる主の姿

- 聲は大水の音のようで - 主の大きい力によってこの世を裁く為に来られる方

- 右手に七つの星を持ち - 主が守って下さる全世界の教会

- 口からは鋭い両刃の剣が出ており - 裁きの主として来られる方

- 顔は強く照り輝く太陽のようで - 主の恵みと愛の属性

この姿をもっておられる主は7の教会に手紙を伝えると言われます。この7の教会はどんな教会なのか?いろんな見解があります。その当時の小アジアの7の教会(過去的解釈)、その時から今まで各世代を7の世代で分けてその世代の教会として見る(歴史的な解釈)、また、その当時の教会であり同時に未来の終末の教会である見解(過去+未来主義)があります。ここでは、3番の見解でこの説教をします。その理由は御言葉でよく書いています。

この黙示録の主なる受信者は教会の僕たちで、教会の聖徒たちに読んで伝えることを言われます。この御言葉を良く読み、聞き、心に留める人は幸いです。なぜなら、終わりの時、主の花嫁として良く準備されて、主との婚礼に参加し、キリストと共に王となり、命を得るようになるからです。この御言葉の祝福を受ける私たちとなりますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、この預言の御言葉を良く読み、聞き、心に留めることを通して主の花嫁として良く準備され、救われる祝福を受けますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。