#166(2013-9-1)

ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け

2013. 9. 1.

白寅天

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マタイによる福音書 27章 21-26節

そこで、総督が、「二人のうち、どちらを釈放してほしいのか」と言うと、人々は、「バラバを」と言った。ピラトが、「では、メシアといわれているイエスの方は、どうしたらよいか」と言うと、皆は、「十字架につけろ」と言った。ピラトは、「いったいどんな悪事を働いたというのか」と言ったが、群衆はますます激しく、「十字架につけろ」と叫び続けた。ピラトは、それ以上言っても無駄なばかりか、かえって騒動が起こりそうなのを見て、水を持って来させ、群衆の前で手を洗って言った。「この人の血について、わたしには責任がない。お前たちの問題だ。」民はこぞって答えた。「その血の責任は、我々と子孫にある。」そこで、ピラトはバラバを釈放し、イエスを鞭打ってから、十字架につけるために引き渡した。

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主は私たちの罪のために十字架につけられました。主が私たちの罪の代わりに亡くなって、その支払いをし、罪の問題を解決することだけなら十字架に掛かり死んでくださると終わりだと個人的に思うことも出来ますが、クリスチャンたちは「ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け」と言っています。今日の御言葉でピラトはイエスを釈放するように頑張っていることが見えます。ただその時の裁判の権限を持っていて、政治をする立場であるから、心ならずも、イエスを十字架に掛けることを承知しました。ピラトはイエスを積極的に殺そうとした人ではありません。使徒信条である「ピラトの元に苦しみを受け」と言うのは権限を持っていたこの世の力があるすべての人の勢力を意味します。ポンテオ・ピラトはこの世の力の総代表者あり、神の栄光ではなくただ自分のために住んでいる私を意味することです。それで、ピラトの元に苦しみを受けたと記録しています。

主は私から、この世から苦しみを受けました。なぜ、主の人生でこの苦しみの人生が入るべきですか?主が受けた苦しみが私たちに繋がって来るからです。聖書は主の苦しみに私も参加することを言われています(ピリピ 3:10、Iペテロ4:13)。その苦しみはどんなことでしょうか?神様の呪いの十字架を背負って行きました。主は生まれてから死ぬまで全体的な苦しみ、人間性全体的に苦しみがありました。ロバトスタインは十字架の苦しみ(消極的)と従順(積極的)苦しみを言いました。主の愛によって捧げる従順の人生の苦しみです。全体の従順の人生が苦しみとして現れました。神の原理と世の原理は衝突するべきです。この世で旅人である神の民はこの世の人である異邦人と衝突するべきです。この世の旅人はこの世の主人である異邦人によってやられるべきです。主がこの旅人としての苦しもの人生を過ごして、私たちに模範を見せ、この人生に招いています。後、主の御前白い衣を着て、主を賛美する時(黙示録7:9-21)、「彼らは大きな苦難を通って来た者で、その衣を小羊の血で洗って白くしたのである。」と言われるように、主の血によって清くなり、恵みによって、大胆を持って、苦しみを通って行く皆さんなりますようにお祈りします。

教会通信

・教会の兄弟姉妹たちが主の再び来られる前兆がだんだんはっきり表れる時期、真の悔い改めを持って主に帰り、自分の救いを確かめる、身を起して目を覚ます人生を過ごせますように。毎日、キリストを中心で、御言葉、お祈り、交わり、証し、従順する人生で最善を尽くすことが出来ますように。

・主の愛を持って熱心に福音を伝えて、多くの霊魂が主に帰ることができますように。主の日が近づいているのを見てもっと熱心に互いに交わりますように(QT Shareとメールでの共有、朝のお祈りに参加して、互いに励むことが出来ますように)。

・今日の2部で、伝道会があります。参加者の心が御言葉によって良く準備され、悔い改めを持って救われますようにお祈りして下さい。

お祈り下さい

・3.11 東日本大地震で被害を受けた方々の中でまた復旧がよく出来てない方の被害が早く復旧が出来て正常の生活に戻りますように。また、原発の問題も早く解決されことと、これからの安全を守って下さいますように。これからの地震の危険から守られますし、霊魂たちの心が主に対して準備されますように。

・主を信じてない、隣の家族、親戚、友たちの心を準備して下さることと彼らに勤勉に福音を伝えることが出来ますように。

・橋本兄弟の足の不便さが薬を通して完全に治療されますように。

・水野さんが真の悔い改めを持って主に帰ることが出来ますように、また、北海道の鎌田さんの心が主の恵みによって早く治療されて恵みから喜びを分かり、真の悔い改めを持って主に帰りますように。

伝道のためのお祈り:

- EBSをしている対象:稲垣君、佐藤彰君、久保田君、田中君、室井さんが御言葉を良く悟り唯一の救主を信じるように。

- EBSに回復してほしい対象:照沼君、村上君、小桧山君、小林君、松川さんとEBSが再開して続けますように。

- 関係形成する対象:大森君、生井君、高畑君、木元君、永山君、和田君、田畑君(矢口兄)、田代君、大橋君、鍛君、古橋君、宮地君、安田さん(白寅天師)また他の1-2年の学生たちと良い関係が形成されEBSを始めることが出来ますように。金仁淑師とEBSする女学生を送って下さるように。

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