#600(2022-5-1)

初めの愛の維持のために

2022. 5. 1.

白寅天

n 黙示録 2:3-5

3 あなたはよく忍耐して、わたしの名のために耐え忍び、疲れたことがなかった。

4 しかし、あなたには非難すべきことがある。あなたは初めの愛から離れてしまった。

5 それで、あなたは、どこから落ちたかを思い出し、悔い改めて、初めの行いをしなさい。もしそうでなく、悔い改めることをしないならば、わたしは、あなたのところに行って、あなたの燭台をその置かれた所から取りはずしてしまおう。

---

黙示録で出る7の教会は、その時代に小アジアに有った教会であるし、また、何千年に至るあらゆる神の教会の様子を意味することもあるし、終わりの時の教会を意味することもあります。7の教会で5の教会が主の叱責を受けました。それについて、悔い改めをすることを言われました。各教会が指摘されたことは、エペソ：初めの愛から離れたこと、ペルガモ教会：バラムの教訓を受けて偶像のものを食べると淫行をする、テアテラ：イゼベルの教訓を受けて偶像のものを食べると淫行をする、サルディス：死んだ信仰、アオデキア：生ぬるく信仰です。

　ここでエペソ教会は、悪の者を許せず、忍耐と勤勉をもって主に使えた所ですが、初めの愛から離れて、それを悔い改めて、初めの行いを持つように主は言われます。彼らは宗教活動では熱心が有ったけど、心の愛が無くなったことです。人が初めに愛する感情を維持することは出来ないと思います。しかし、感情的なことより、互いの愛がだんだん深くなり成長するべきです。それでなければ、初めの愛から離れるからです。

　初めの愛を維持することは、毎日自我否認の人生だと信じます。それで、毎日、御霊様に信頼して、御言葉とお祈りに深く留まること、それを維持することです。しかし、お祈りすることがだんだん難しくなると言われる通り、肉は御霊様による人生を逆らいます。毎日、まことに祈ること、御言葉を受けることが難しくなることで、自分自身との戦いです。激しい霊的な戦争で、主に依頼して、主が約束した勝利を得ることを学ぶべきです。新たに主と親密な交わりを維持すること行うべきです。主に委ねると主が必ず答えられます。主との初めの愛を良く守る我らとなりますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日御霊様の力に従い、自我否認のお祈りと御言葉を通して、主との初めの愛を持って生きることが出来ますように。