真の悔い改めの実を結ぶために
2018. 6. 17
白寅天
n ルカ 3:7-9
7 それで,ヨハネは,彼からバプテスマを受けようとして出て来た群衆に言った.「蝮のすえたち.だれが必ず来る御怒りをのがれるように教えたのか.
8 それならそれで,悔い改めにふさわしい実を結びなさい.『われわれの先祖はアブラハムだ.』などと心の中で言い始めてはいけません.よく言っておくが,神は,こんな石ころからでも,アブラハムの子孫を起こすことがおできになるのです.
9 斧もすでに木の根元に置かれています.だから,良い実を結ばない木は,みな切り倒されて,火に投げ込まれます.」
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先週、「主と共に死ぬ」と言ったペテロがイエスを捕まる兵士たちが来た時、逃げて、自分に「あなたはイエスの弟子だ」と言った女奴隷にイエスを否認する態度を見せた、ペテロの自分が信じた信仰の態度、またステパンの殉教の信仰について考えました。この殉教の信仰は、キリストの信仰であり、真の悔い改めの実であります。今日はこの真の悔い改めの実について考えます。
人が真に悔い改めをしたのか、真に信じる信仰を持っているのかは、外にはよく知らないです。皆が自分は真の信仰を持っていると思い、そのように言うからです。それは、ある木が外には良い木であるのかは知らないですが、その木が結んだ実によってわかる御言葉(マタイ7:16-20)の通りです。
聖書では、人が結ぶ実について二つの種類:良い実、悪い実、として言われます。良い実としては、美しい実、悔い改めに相応しい実、光の実、義の実、御霊の実、平和の実、聖に至る実、善の実、永遠の命に至る実、神のための実と言われます。悪い実とは、暗闇の実、死亡の実、実が無いこととして言われます。実とは、種が目を出して成長して結ぶ、木が栄養をためて結果として出せることです。木の種類に従ってその実を、また、木がどんな木なのかによって良い実や悪い実を結果として結ぶことです。外には良い木として見えても、悪い実を結ぶことがどこまでもできることです。
この実を結ぶために、死ぬこと(ヨハネ12:24)、悔い改め(ルカ3:8)、神と義の僕になること(ローマ 6:22)、手まめに生きる(IIペテロ 1:8)、枝であるキリストに強くつながっていること(ヨハネ 15:5)、を聖書は言われます。自分が結んでいる実が何かをよく見て、主が言われる良い実を結ぶことが出来ますように主に切にお願い、従うわれらとなりますようにお祈りします。
【教会通信】
・兄弟姉妹たちがいつも御霊の臨在の中で、霊と真によって礼拝する真の礼拝者の人生をすごせますように、また、キリストの死と復活に信仰によって連合される人生を過ごせますように。
・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、自分が結んでいる実をよく顧みて、真の悔い改めをもって生き、その実を結ぶことが出来ますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。