故郷、父の家を出て生きる人生
2021. 5. 2.
白寅天
n 創世記 12:1-2
1 その後,主はアブラムに仰せられた.「あなたは,あなたの生まれ故郷,あなたの父の家を出て,わたしが示す地へ行きなさい.
2 そうすれば,わたしはあなたを大いなる国民とし,あなたを祝福し,あなたの名を大いなるものとしよう.あなたの名は祝福となる.
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最近、バビロンから離れる人生について考えました。この人生の代表的なモデルがアブラハムです。また彼に仰せられた.「わたしは,この地をあなたの所有としてあなたに与えるために,カルデヤ人のウルからあなたを連れ出した主である.」(創世記15:7) カルデヤ人のウルは昔のバビロンの土地でした。神様はアブラハムをその故郷、父の家から出て、主の約束の地に行くようにされました。故郷、父の家は、自分が慣れていて、安定的あり、自分に便利であり楽さを出せる所です。主は主の民をその所から出るように導いて、主の準備された訓練の地に導かれます。バビロンで有った、故郷と父の家の意味について考えます。
1. そこは罪があるところです(黙示録 18:4)。罪は神に逆らって、結果として裁きと災いを受けるようになります。罪は人間の理性が中心となって神に不従順することです。
2. 偶像を拝むところです(Iヨハネ5:21)。偶像は、自分のために作ったもの、自分の欲望を満足させる自分の神です。偶像を拝む罪に対して、主は、神の民にいつも警告しておられます。
3. 奴隷の姿があるところです(申命記 6:12).エジプトの奴隷となったイスラエルを導いてそこから出されました。奴隷は罪、世、サタンの奴隷になって従って行くことです。罪の奴隷になった昔の者です。
4. この世を意味します(Iヨハネ2:15,16)。肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢がある、御父の愛が無い所です。
この場所は私たちが長く生きたし、肉の属性に同じ方向を出せるから、私たちに楽さ、便利さを提供する場所です。アブラハムがカルデヤ人のウルから出る時、彼の心はどうでしょうか?彼は「これに従い,どこに行くのかを知らないで,出て行きました.」と記録しています。バビロンから出ることは私たちに自分を否認して従うことを求めます。しかし、これは神が導いて下さって、主が案内し、人生を通して、真の故郷を見て生きる巡礼者の人生を助けます。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、自分の故郷と父の家から離れて、主が言われたところに従って生きる巡礼者の人生を過ごせますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。