霊魂の眠りについて
2021. 1. 17.
白寅天
n エペソ 5:14
明らかにされたものはみな,光だからです.それで,こう言われています.「眠っている人よ.目をさませ.死者の中から起き上がれ.そうすれば,キリストが,あなたを照らされる.」
---
先週まで、目を覚ますことについて考えました。今日は目を覚ますようになる以前の姿、眠り、すなわち霊魂の眠りについて考えます。霊魂の眠りは根本的には一つですが、具体的に二つの面で見られます。一つは、救いがない状態、すなわち、肉の罪の中で留まって滅びに行く状態での眠りと、もう一つは救われたが肉の弱さによって鈍感になって罪の状態に落ちることです。
初めに、チャールズ・ウェスリーの説教を紹介します。この説教の初めは人間は初めから深く寝ている存在と言われます。これは原罪を言われます。人はこの眠りによって永遠の滅びに行っているけど、寝ているから何も感じられなく、自分は何も問題なく良く生きていると思います。もっと起きにくい人は宗教的な活動によって自己義の中でいて経験の姿だけがある人々です。起きるためには神の恵みの光に照らされる必要があります。この光はただ信仰によって受けることが出来ます。この信仰は、貧しい心の人々に与えられる神の祝福です。神の恵みの光は知恵がある人々には隠されています。宗教的な熱心をもっている人には隠されています。心を無くして貧しく主への初めの愛に戻るべきです。貧しい心を持って神の憐れみを光を求めるべきです。
二番目、救われた人々が肉の弱さによって心が鈍感になって罪に落ちる眠りです。しかし、実際に、これは初めのことと根本的に同じことです。人に寝るようにすることは、放蕩、酒に酔うこと、この世の心づかいです(ルカ 21:34-36)。放蕩や深酒は人間の肉の罪の様子でいつも共に出ます。聖書で人間の欲望と罪について暗闇として言われることは、放蕩や深酒、淫亂と好色、争いと妬みと敵になることと怒りと分裂、偶像礼拝や魔術、この世のづかいや財物の誘惑と言われます。これらはすべて、この世にあるもの、すなわち肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などを意味することです。この罪の属性は人によって寝るように、すなわち、罪の中に落ちるようにします。寝ないように目を覚まして祈ることを言われます。ここでも、宗教的な生活、自己義は自分を良く寝るようにすることです。貧しい心を持って主に恵みを求め、主の御霊様の助けによって目を覚ます人生を過ごす我らとなりますようにお祈りします。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、主の日が近づいている時期、低い謙遜な心を持って主に真に恵みを求め、目を覚ます光を受けることが出来ますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。