#465(2019-9-15)

霊魂の渇き

2019. 9. 15.

白寅天

n ヨエル 1:17-20

17 穀物の種は土くれの下に干からび,倉は荒れすたれ,穴倉はこわされた.穀物がしなびたからだ.

18 ああ,なんと,家畜がうめいていることよ.牛の群れはさまよう.それに牧場がないからだ.羊の群れも滅びる.

19 主よ.私はあなたに呼び求めます.火が荒野の牧草地を燒き尽くし,炎が野のすべての木をなめ尽くしました.

20 野の獣も,あなたにあえぎ求めています.水の流れがかれ,火が荒野の牧草地を焼き尽くしたからです.

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ヨエル書でよく出る主の大いなる日とは、終わりの日を意味します。終わりには、個人の終わりと地球的な終わりがあります。この終わりは、人に恐れを与えます。神の裁きがあることを良くわかるからです。これを直面する時、人は神様を求めます。

伝道の書で、自分の終わりの日の前、神様を求めるように勧めています。恐れる日が来る時、自分の裁きを認識して、そこから離れるように望みます。これが人の姿です。主は早く悔い改めて帰るように言われます。これは人の救いのためになさる主の働きです。

ヨエル書で、災い、主の日、ユダの回復と主の救いについて言われます。災いは主の日、救われるために、主が与えられることです。主の日、すなわち終末が来る前、主は絶望と渇きを与えられます。悔い改めのためです。

誰でも、この渇きを感じる時主に帰って生きる水を求めると主が必ず与えられます(ヨハネ 7:37-39)。渇きで飢饉が来る、野の草が燃える。これは地獄の様子です。地獄で霊魂は日に燃えて、渇くなり、自分の喉を涼しくすることを探すがないです(ルカ16:23-24)。主は霊魂を救いために、この地獄の渇きを与えて経験するようにして、そこから離れるように助けます。

我らに苦労を与えて、人生の鞭によって主に帰るようにされます(詩篇 107:10-14)。主が自分の人生で働くことを経験し、分かるべきです。その恵みを与える時、それを謙遜に受けるべきです。主が見せて下さったことを逆らわなく、従って与える恵みを受けるべきです(使徒26:19)。はじめから終わりまで全てが主の恵みであることを覚え、この恵みが無くならないように、心から謙遜に従うことが出来ますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い娘の人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、主が自分の真の主人となって生けますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・主が主の日のために与えて下さる霊魂の渇きなど苦労の導きに謙遜をもって従ってその恵みを豊かに受けられますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。