#260(2015-7-19)

自分の身分の認識のために

2015. 7. 19.

白寅天

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エフェソの信徒への手紙 1章 4-6節

天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。

イエス・キリストによって神の子にしようと、御心のままに前もってお定めになったのです。

神がその愛する御子によって与えてくださった輝かしい恵みを、わたしたちがたたえるためです。

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今日は私たちが共に考えた本の最後の章、「人々の間での成熟」に対して考えます。関係の成熟への母体になる段階、1)身分の認識、2)成熟、また 3)行いの三段階を提案しています。私たちが今までして来た弟子訓練の内容と似ています。ここで著者は自分の身分に認識が出来ないと成熟が出来なく、成熟が出来ないと行いが出来ないと言っています。 よく共感が出来ることです。多い人々が1) 2)ではなく段階3)で始めようとしています。「私がクリスチャンとして何をしなければならないのか?」を聞き、クリスチャンとして成熟する前、何かを行うことを期待していることです。しかし、一番基礎になる、正しいクリスチャンとしていないなら、正しい成熟や行いは出来ないです。その意味で自分の身分の認識がもっと大切です。このために自分が正しい天の父の子供として生まれ変わったことが大切です。

私たちの天の新しい身分は福音で言われているキリストを信じるから始めます。それは恵みのゆえに信仰によることです。恵みは神による、信仰は私の決定と見えますが、すべてが神によることの意味です。私たちが恵みと信仰による救いの真理でよく間違うことは、自分による信仰です。信仰の基礎、恵みによる信仰が違うと、私たちの正しい身分は認識されないです。これは長い時間の教会の出席、色んな大事な教会での奉仕や使役の経験に関わらず、天での自分の身分を正しく認識が出来ません。

恵み、すなわち「数えられない大きい祝福を、それを全然受けない資格が無い人に無料で与えること」を悟って信じる人、それは永遠の前から神に選ばれた人です。この人は天で自分の身分を認識、キリストを心から主と受け入れ、この世で天国の市民の人生を過ごします。使徒パウロはこれを苦しみの中でいるエフェソ教会の聖徒たちに伝えたいでした。この自分の身分が正しく変わってそれを認識する人は成熟し、その通り行います。

【教会通信】

・兄弟姉妹たちが真の礼拝者になるために、主が与えられる聖なる人生によって清い衣を着させますように(黙示録 19:7-8)、主の日を待ち望む中で御霊様の力が臨まれ、主との深い交わりと従順ができますように (IIペテロ 3:11-13)、また、主の愛の高さ、深さ、広さを悟りその愛を持って過ごせますように(エペソ 3:16-19)。

・また、主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。また、主の日が近づいているのを見て、もっと熱心に互いに交わりますように(QT Shareとメールでの共有、朝のお祈りに参加して、互いに励むことが出来ますように)。

・兄弟姉妹たちが、永遠の前から自分を選んで下さって、恵みによる信仰を与える主の中で正しく自分の身分を認識して、その御霊様の変わって下さる人生を過ごせますように。

・来週伝道会があります。ヨハネ黙示録の勉強を通して主の再臨とそれの準備でより理解が出来ますようにお祈りしましょう。

お祈り下さい

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。また、お祈りの中で、主の愛をもって彼らに福音を伝えることができますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。