#220(2014-10-5)

【メッセージ】『惑いに対して』 白寅天師

そこで、彼らはイエスに尋ねた。「先生、では、そのことはいつ起こるのです

か。また、そのことが起こるときには、どんな徴があるのですか。」イエスは言

われた。「惑わされないように気をつけなさい。わたしの名を名乗る者が大勢現

れ、『わたしがそれだ』とか、『時が近づいた』とか言うが、ついて行ってはな

らない。戦争とか暴動のことを聞いても、おびえてはならない。こういうことが

まず起こるに決まっているが、世の終わりはすぐには来ないからである。」そし

て更に、言われた。「民は民に、国は国に敵対して立ち上がる。して、大きな地

震があり、方々に飢饉や疫病が起こり、恐ろしい現象や著しい徴が天に現れる。

ルカによる福音書 21章 7-11節

▼惑わすことは正しいことを見えず、間違う道に行くようにすることです。惑わすものは悪

魔、サタンです。彼は出来る限り多い人々を惑わして真理から離れて滅びるように最善を尽く

しています。サタンの目的は人々を有一の救い主で有る、イエスキリストを信じる信仰から離

れて、他の道に行くように惑わすことで (IIコリント11:3)。それで、イエス・キリストではな

い道、自分の努力で救いに到達が出来て見える道:すなわち、真面目な人生、善行、欲望を取

り去る厳しい訓練、苦行、人本主義と人に対する憐れみ、真理を悟り、また、これらすべて違

う道が結局一つの真理に向かって行くと言う真理相対主義。。。などが多い人々の中で認めら

れています。しかし聖書は、イエス・キリスト以外には神様に行くことが出来ないと明確に言

われます(ヨハネ14:6、使徒4:12)。▼聖書を信じている人の中でも、正しい教理を従わなく、

別の教理を言う人々を異端と言います。彼らはイエス・キリストを認定していると見えます

が、正しい福音を知らず惑わされた人々です。この人々の中では聖霊ではない違う霊が働いて

います。それで、福音の真理を正しく悟られないです。異端の結果は滅びることです。▼主は

主の日が近づいてくると、多い惑いが有ることを言われました。今の現状を見ると多い惑いが

有るでしょう。惑いは自分の心の中で有ることが言われる時、真理ではなくても、それを受け

るようになります。私たちは御言葉を良く分別することが必要です(IIテモテ2:15)。 知識が無

ければ滅びます(ホセア4:6)。正しい真理の分別は神様、御言葉と御霊様が守って下さるから

出来ます。(ヨハネ10:27,28、16:13) 現状や自分の感情ではなく、御言葉の基礎の上、神様

の性品の上で判断が必要です。また、何より、御霊様の中で充満されて、御言葉とお祈りを

持って主に真の礼拝者となることで私たちの最善を尽くすことが惑いから守られることです

し、主が望んでおられることです。