#525(2020-11-22)

弟子の人生の祝福

2020. 11. 22.

白寅天

n マルコ 10:26-30

26 弟子たちは,ますます驚いて互いに言った.「それでは,だれが救われることができるのだろうか.」

27 イエスは,彼らをじっと見て言われた.「それは人にはできないことですが,神は,そうではありません.どんなことでも,神にはできるのです. 」

28 ペテロがイエスにこう言い始めた.「ご覧ください.私たちは,何もかも捨てて,あなたに従ってまいりました.」

29 イエスは言われた.「まことに,あなたがたに告げます.わたしのために,また福音のために,家,兄弟,姉妹,母,父,子,畑を捨てた者で,

30 その百倍を受けない者はありません.今のこの時代には,家,兄弟,姉妹,母,子,畑を迫害の中で受け,後の世では永遠のいのちを受けます.

---

最近、ある教会でマルコ10章の金持ち青年の説教をしたら、ある礼拝に参加した方が、「自分の全財産を売って貧しい人に与えることは出来ないでしょう」と言ったと聞きました。この話を私に伝える方もそれに同義する心があることを言いました。肉にいる人はだれでも、この青年の態度が共感すると思います。

今日の御言葉はこの背景で、驚いている中に、だれが救われるのか聞いた時、主が言われたことです。自分の家,兄弟,姉妹,母,父,子,畑を捨てる者、すなわち、主の弟子が受ける祝福に言われました。人は出来ないですが、神の力によって弟子の人生を過ごす時、祝福があります。この祝福は、この世でも、後の世でも、大きい祝福があることです。今日は三つを話します。

この世で受ける祝福は、始めに、捨てたことを百倍受けることです。家、兄弟、姉妹、母、子、畑などをもっと多く返されます。しかし、それを迫害の中で受けます。これは多い信仰の先輩や同僚の証しから分かるし、また、自分の人生でも経験が出来たとだと思います。それはその霊魂が主に帰ること、その捨てたことが主と歩む自分の霊性に益となることを分かります。それで、二番目の祝福で、この世で真理によって自由の人生を過ごし、主と親密な同行が出来ることです。

三番目で、後の世で永遠の命を受けることです。弟子は救われた人の意味です。ここでは、主はもっと大きい賞で報いをすると言われたのではなく、永遠の命を得ることでした。この世ですべてを捨てて、ただ主だけを得ることです。主は何より、私、一人を望んで、自分を得ることを望んでおられます。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、すべてを捨てて主に従う弟子の人生を通して、この世で捨てたことを百倍、また主と親密な交わりの中で、永遠の命を得る人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。