いつも目を覚ますこと
2016. 9. 11.
白寅天
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ー ルカ21:34-36
34 あなたがたの心が,放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに,その日がわなのように,突然あなたがたに臨むことのないように,よく気をつけていなさい.
35 その日は,全地の表に住むすべての人に臨むからです.
36 しかし,あなたがたは,やがて起ころうとしているこれらすべてのことからのがれ,人の子の前に立つことができるように,いつも油断せずに祈っていなさい.」
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「作戦に失敗した指揮官は赦されますが、警戒に失敗した指揮官は赦されない」と言葉があります。戦争のための作戦は相手によって勝負が決まられるから失敗があるけど、警戒は敵や特別な事件が来るのかをよく見て対応する、それをする主体が自分だけだから、自分に責任があることです。聖書はわれらにこの警戒の人生を言われています。36節で、いつも目を覚まして祈ることを言われます。 (NIV: Be always on the watch, and pray that..; 口語訳: 絶えず目をさまして祈っていなさい.; 新共同訳: いつも目を覚まして祈りなさい.)これはいつも自分の敵や事件に対して注意して警戒をすることです。
ここで注意して見るべき敵や事件は何ですか?
1.心が,放蕩や深酒やこの世の煩いのために沈み込んでいるところに,その日がわなのように,突然あなたがたに臨むことのないように (ルカ21:34節)。この世のもので心が鈍感になってそこに落ちることは瞬間であり、自分では自ら知らないです。これになると危険が来てもそれを感じられないです。いつも真の福音の中に留まるべきです。
2.誘惑に陷らないように,目をさまして,祈っていなさい.心は燃えていても,肉体は弱いのです. 」(マタイ26:41)。ここでの誘惑とは、恐れと恐怖から信仰と使命から離れて逃げることです。死による恐怖は人に正常な判断も、何もできないようにします。いつも御霊の声を聴くべきです。
3.氣をつけなさい.目をさまし,注意していなさい.その定めの時がいつだか,あなたがたは知らないからです.(マルコ13:33) その日が何時か知らないことです。その日にはすべてが終わりだからです。目を覚ます人はいつもその日を待ちます。
いつも目を覚まして、心が鈍感にならないように、誘惑に陥らないように、その日を準備する人生を過ごせますようにお祈りします。
【教会通信】
・兄弟姉妹たちがいつも御霊の導きに従う人生を過ごせますように、このために、いつも主の御臨在の中で留まることができますように、また、主の恵みよって主の部屋に入って主に深く会うことができますように。
・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、キリストと共に死んで、共に生きる人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、いつも目を覚まして、心が鈍感にならないように、誘惑に陥らないように、御霊様の声を聴き、その日を準備する人生を過ごせますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。