#532(2021-1-10)

目を覚ますこと

2021. 1. 10.

白寅天

n ルカ21:36

これらの起ろうとしているすべての事からのがれて,人の子の前に立つことができるように,絶えず目をさまして祈っていなさい.

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目を覚ますことは聖書の多い所で記録されています。私たちは主の日が近づいているけど、寝ている、目を覚まして起きていると言う表現を良く使っています。盗人が来ていても寝ている人はそれを感じれずに、大事なことを盗まれます。主の日、すなわち、個人の終末や宇宙の終末は、盗人のように、知らないうちに突然来ます。今日は聖書が言われる目を覚ますことについて考えます。

目を覚ますことは、ギリシャ語で γρηγορεῖτε[grégoreó:グレゴレオ]で起きている、良く注意して見ることの意味です。目を覚ましている人生を過ごす結果や様子について聖書の御言葉を通して考えます。

1.信仰に堅く立てて男のように強くなる。(Iコリント 16:13)

2.罪から離れ、義を行うこと。(Iコリント15:34)

3.感謝によって祈ること。(コロサイ 4:2)

4.怠けなく、謹慎をもって生きる。(箴言 6:9, Iテサロニケ 5:6)

5.主と共にいること。(マタイ 26:38)

6.伝道のためにお祈りすること。(エペソ 6:18)

7.主が任されたことを忠誠によってすること。(マルコ 13:34)

8.永遠の命を持つこと。(ダニエル 12:2)

9.自分の服を良く守り恥ずかしいにならないこと。(黙示録 16:15)

10. 誘惑や惑いに落ちらないように。(使徒20:31)

また、聖書は目を覚ましているべき理由について次に言われます。

1.主の日がいつか知らないから。(マタイ 24:13, マルコ13:33)

2.悪魔が食べるように、罠によって捕らえるようにするから(IIテモテ 2:26, Iペテロ 5:8)

3.誘惑に落ちらないように (マタイ 26:41)

4.後来る主の日の大きい苦しみを耐えて避け、主の前に立てるように。(ルカ 21:36)

5.寝ることは死んでいること。(エペソ 5:14)

目を覚ますことは、自分の心の決定であり、主の恵みによってその人生を過ごせます。目を覚ましている実が我らの中で豊かにありますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、主の日が近づいている時期、目を覚ましてお祈りし、主の花嫁として準備する人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。