#573(2021-10-24)

キリストの義と聖霊の力による人生

2021. 10. 24.

白寅天

n Iコリント15:10

10 ところが、神の恵みによって、私は今の私になりました。そして私に対するこの神の恵みは、むだにはならず、私はほかのすべての使徒たちよりも多く働きました。しかし、それは私ではなく、私にある神の恵みです。

n IIコリント4:7

7 私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明らかにされるためです。

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先週まで、人間の罪と真の信仰による救いについて考えました。信仰によって救われた人は神によって義とされ(称義)、主の聖なる姿に似たものとして成長する(聖化)人生を過ごします。今日は、この称義と聖化、すなわち、キリストの義を着て、聖霊の力によって聖化する人生について考えます。今日の説教は、ジェリ・ブリジヅの「The Bookends of the Christian Life」についてもう一回考えます。我らの救いについて、称義と聖化の言葉が良く出るけど、これの明確な定義は出来ないと思いますが、今日の説教の題目が良く表現していると信じます。

I. キリストの義

徹底的な罪から離れ出ることが出来ない私を恵みによって救うために、十字架でその罪の代価を支払って下さいました。それで、そのキリストの義が私に転嫁されました。このキリストの義が私の義になるけど、福音に敵があります。

敵1: 自己義 – 自分が神の恵みと祝福を受けるためにもっと頑張っている。それで私は神の祝福と恵みを受ける資格があると思うことです。

敵 2: 堅い罪責感- エデンで見た人間の本性。十字架に目を向けること。

è自分が絶望的な罪人で有ることを認識。キリストの義が我らに十分であること。自分で機能的義を分かって拒否すること。

II. 聖霊の力

聖霊の働きでは、協力する働きと単独の働きがあります。すべて御霊の主権的な働きです。キリストの義と御霊の単独の働きは私たちが受動的であるが、協力する働きには、私たちが能動的に反応をするべきです。これは自分の力をすべて従うことです。しかし、自己依存的な態度を捨てるべきです。毎日、キリストの義と御霊の力によって、自分の救いを達成が出来るようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、十字架でキリストと共に死んでいき、キリストの義と御霊の力によって、自分の救いを達成する人生を過ごせますように。