罪のバビロン
2020. 01. 12.
白寅天
n 創世記 3:6-7
6 そこで女が見ると,その木は,まことに食べるのに良く,目に慕わしく,賢くするというその木はいかにも好ましかった.それで女はその実を取って食べ,いっしょにいた夫にも与えので,夫も食べた.
7 このようにして,ふたりの目は開かれ,それで彼らは自分たちが裸であることを知った.そこで,彼らは,いちじくの葉をつづり合わせて,自分たちの腰のおおいを作った.
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今日はバビロンから離れるために、バビロンの元、罪について考えます。特に終わりの時のバビロンの罪の様子がどうなっているのかを調べます。
人間の罪に基本的な属性と初めについて、聖書が教えることは、今日の御言葉創世記3:6-7です。エデンで住んでいたアダムとエバは神様の完全な統治の中で神に従って生きました。しかし、サタンの惑いによって、神が禁止した善悪の木の実を食べてから罪が来ました。その罪(不従順)の元は、自分が神のようになることです。
「あなたがたがそれを食べるその時,あなたがたの目が開け,あなたがたが神のようになり,善悪を知るようになることを神は知っているのです.」(5節)
罪の元には「神のようになり」と言う高慢があります。その高慢の基礎で、肉の欲―食べるのに良く、目の欲―目に慕わしく、暮らし向きの自慢―賢くすると彼らの肉に惑わされ、不従順の罪の道に入ったことです。私たちが外で見る色々な罪の姿(マルコ7:21-23)は人の内にある罪の元、即ち、内から出て来て結んだ悪の実です。この世の罪の原理はすべて、聖書が見せている原理によって動くことが確認されます。それをよく整理したことがIヨハネ2:25-26である、肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢です。それの元は神になりたい、人の高慢から来ることです。これは不信者も信者も例外なしで、その高慢から来る罪の誘惑から自由になる人は一人もいないです。このポイントがキリストを信じている我らが注意して生きるべきことです。
この肉と霊の高慢の現状は、歴史的に、あらゆる国々にありましたが、最後、終末の時にはこの現状が全世界的に広がれ、滅びの子が神の席に座ってこの世を統治する時があります。真の主・我らの救い主に真似をすることです。今、私たちが住んでいるこの世はこの現状が最大になっています。人本主義、即ち、人間が一番大事な、神の席に座る思想が強く広がれています。ヨーロッパ、アメリカ、アジア。。全部この思想がもっと強くなっています。ここから離れて、主が主人となる人生、神に真に従う人生を過ごす我らとなりますようにお祈りします。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、高慢に基づく罪のバビロンから離れることが出来るように、自分を良く顧みて、いつも謙遜に十字架の元に行って生けますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。