【メッセージ】『私は誰なのか』 白寅天師
コリントの信徒への手紙一 1章 27節
ところが、神は知恵ある者に恥をかかせるため、世の無学な者を選
び、力ある者に恥をかかせるため、世の無力な者を選ばれました。
また、神は地位のある者を無力な者とするため、世の無に等しい
者、身分の卑しい者や見下げられている者を選ばれたのです。それ
は、だれ一人、神の前で誇ることがないようにするためです。
健全な自己像を持っている子は問題を起こす可能性が低いと言われています。
自己像とは、自分自身に対してどんなイメージを持っているのかです。子供の時
からいつも叱られたり、人々から良く攻撃を受けた人々は自己像が弱くなる可能
性があります。良い才能を持っても成長した環境によって、他には自分の欲望に
よって劣等感に落ちてその才能が十分発揮されない事を良く見ます。サタンは高
慢を通して私たちの自己像が歪曲されるようにします。自分の限界以上を欲望に
よって行うようにしたり、自分が良く出来ないと責めるようにします。自分の欲
望の通りいかないと自分を責めて自分が自分を攻撃します。段々、自分は劣等な
存在になっていきます。私たちは自分をこの世の価値観で見ます。それで、限り
のない不満に落ちてそこから離れられなくなります。主は既に私たちを素晴らし
い存在として作って変えて下さいましたけど、私たちはまだ前の価値観で迷いや
すいです。
自分が誰か良く分かる必要があります。私たちの変えられる形はこの世では出
来ない素晴らしいことです。神の子供として、義人として、この世の塩と光とし
て変えて下さいました。この世で私たちが何をどういうやってなったのかに関わ
らず、そのままが神様によって素晴らしく認められます。
自分の素晴らしさを悟って神の子供として栄光を共有する存在としてこの世で
勝利が出来ますようにお祈りします。