#475(2019-12-8)

神の御心に適う人

2019. 12. 8.

白寅天

n 使徒 13:22

22 それから,彼を退けて,ダビデを立てて王とされましたが,このダビデについてあかしして,こう言われました.『わたしはエッサイの子ダビデを見いだした.彼はわたしの心にかなった者で,わたしのこころを余すところなく実行する.』

n サムエル上 13:14

14 今は,あなたの王国は立たない.主はご自分の心にかなう人を求め,主はその人をご自分の民の君主に任命しておられる.あなたが,主の命じられたことを守らなかったからだ.」

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今日の御言葉は使徒パウロのメッセージで、有名な聖句である「彼はわたしの心にかなった者で,わたしのこころを余すところなく実行する.」の御言葉は私たちが良く知っています。ダビデの人生を詳しく見ると、姦淫や高慢や急な決定など色々な弱いことがありました。それになっても、神の御心に適うことはなぜでしょうか?

実際に彼が神の御心に適うようになって神から選ばれたことは彼が羊飼いとしている時です。神様がエサウより、ヤコブを喜んで選んだように、ダビデをお母さんの中にいる時にも彼をご存じでありました。神様は恵みによって人を選んでご自分の目的の通りに人を導いて下さいます。しかし、人の心がすべての心をもって主に向かう人を探して彼に力を与えるかたです。

心に適う人の特徴として、人の心が神に向かっているのか?ほかには人に向かっているのかを見ることが出来ます。サウルが王として失格になったことは長く彼の問題があるかもしれないですが、決定的に問題になったことは、彼が人の言葉を恐れ、神の御言葉に従わなかったことです(Iサムエル 15:24)。目に見えない神様を愛することや神に従うことは人に明らかに表れないです。しかし、人に対することは良く表し、それによって神様の真の心が明らかに表れます。人を恐れるとわなにかかるが主に信賴する者は守られます。使徒パウロも人を喜ばれるようにしないことを言われました。人を愛が出来ないと、目に見えない神様を愛することが出来ません。ダビデは人より神を畏れる人でした。人間的な弱さが有っても、彼はいつも神の御前で、神を畏れて生きました。

また、彼は自分の忠実な部下を殺して彼の妻を取る大きい罪を犯した人です。後も色々な間違えをしました。それにかかわらず神の評価は神の御心に適う人でした。それは、彼が何もよく出来て生きる人ではなく、自分の罪を真に悔い改めた人であったからです。神の御心に適う人は真に自分の罪を悔い改めて主の十字架が自分の人生の一番大事なこととして主に恵みと哀れみを求める人です。神の御心に適う人生を過ごす私たちとなりますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い娘の人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、主が自分の真の主人となって生けますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、人を恐れなく神を畏れて生きる人生、いつも悔い改めを持って十字架の前に住む人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。