福音のメッセージの要約: 悔い改め
2018. 6. 10
白寅天
n マルコ 6:12-14
12 こうして十二人が出て行き,悔い改めを説き広め,
13 悪霊を多く追い出し,大勢の病人に油を塗っていやした.
14 イエスの名が知れ渡ったので,ヘロデ王の耳にもはいった.人々は,「バプテスマのヨハネが死人の中からよみがえったのだ.だから,あんな力が,彼のうちに働いているのだ.」と言っていた.
n 使徒 26:19-21
19 こういうわけで,アグリッパ王よ,私は,この天からの啓示にそむかず,
20 ダマスコにいる人々をはじめエルサレムにいる人々に,またユダヤの全地方に,さらに異邦人にまで,悔い改めて神に立ち返り,悔い改めにふさわしい行ないをするようにと宣べ伝え来たのです.
21 そのために,ユダヤ人たちは私を宮の中で捕え,殺そうとしたのです.
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イエス様はある時期が来た時、12弟子たちに力を与えて伝道することを言われました。その時弟子たちの伝道のメッセージは「悔い改め」でした。使徒パウロが裁判所で自分について弁明する時、自分が話したメッセージの要約は「悔い改めとそれに相応しい行い」でした。私たちは福音のメッセージは「イエスを信じる」と言うことで知っています。バプテスマヨハネ、イエス様、弟子たち、使徒たちの福音のメッセージの要約は悔い改めです。今日は悔い改めと信仰について考えます。
Iペテロ 1:9で、「これは,信仰の結果である,たましいの救いを得ているからです.」と言われています。エフェソ 2:8で「恵みのゆえに信仰によって救われた」と言われ、カラテヤ 2:16で、「キリスト·イエスを信じる信仰によって義と認められる」と言われます。その信仰は、私が主人となってこの世だけを見て生きる人生から、キリストと天国を見てキリストが主人となる人生に変わるようにします。見えないことが見えるようにすることです(へブル11:1)。この信仰は自分にはないことで、キリストのことであり、キリストがキリストの信仰を与えられてからもらうことです。真の信仰は、私が信じることではなくキリストが信仰を与えられることです。しかし、この信仰が何時与えられるかと言うと、真の悔い改めからです。主が恵みによって罪を悟られた時、真に悔い改めて、主に帰ることを自分が選択する時、主が真の信仰を与えて下さいます。それで、弟子たち、使徒たちは「悔い改めなさい」とメッセージを宣べ伝えたことです。真に自分の罪を悟り、真の悔い改めをもって主に行く時、主の信仰によって生きる人生、即ち、主が主人となる悔い改めに相応しい人生を生きることが出来ますようにお祈りします。
【教会通信】
・兄弟姉妹たちがいつも御霊の臨在の中で、霊と真によって礼拝する真の礼拝者の人生をすごせますように、また、キリストの死と復活に信仰によって連合される人生を過ごせますように。
・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、自分の罪を悟り、真の悔い改めをもって主に行く時、主が真に自分の主人となる悔い改めに相応しい人生を生きることが出来ますようにお祈りします。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。