#566(2021-9-5)

口に見張りを置く

2021. 9. 5.

白寅天

n 詩篇141:3, 17:3, 箴言4:23

3 主よ。私の口に見張りを置き、私のくちびるの戸を守ってください。(詩篇141:3)

3 あなたは私の心を調べ、夜、私を問いただされました。あなたは私をためされましたが、何も見つけ出されません。私は、口のあやまちをしまいと心がけました。(詩篇17:3)

23 力の限り、見張って、あなたの心を見守れ。いのちの泉はこれからわく。(箴言4:23)

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先週まで、自我破砕について、考えました。自我破砕は心に直接関係があることです。人の心は命の泉だと言われます。あなたの心を見張れと言われます。聖書で二つの所で見張りを置くことを言われます。それは、心と口です。見張りを置いて、それを守ることです。なんでも入らなく、何でも出られないように、守るべきであることを言われます。心でいろいろな考えが強く働かないように見張りを置き、心では色々な考えがあるけど、その考えから何をどう口を通して出せるのかについて見張りを置くべきことを聖書は言われることです。これはすべて、自我の破砕と強い関係があります。心で満たされることが外に出ると言われます。心であることは唇や行いによって出されますが、普通、口を通して言葉でまず出ます。それは小さい舌によって易しく出るし、そこには明確な責任や証拠がないからです。

ヤコブ書では、行いの信仰について強調しています。3章では、その行いの一つとして、舌の使いについて言われます。舌は、小さいけど、体の全部を動く力があり、同じ口から賛美と呪いが出ることであると言われます。言葉で失敗をしない人は完全なものと言われます。自分の中でいる人は言葉を言うとき、自分の考えを一番効果的に表現するようにします。その時、真実を話すことが大事で主はそれを言われます。義人は正しいことを言うが、悪人は嘘を言います。悪人はへつらい、二心を言うと主は言われます。人は状況によって、人によって違うことを良く言い、心と違うことをどれほど良く言いますか?また、自分の心が自分を騙して、真実ではないことを良く言います。自分が話したいことを話さず主に任せること、これこそ勝利です。主はこれのために見張りを置くことを言われます。これでは、自我の破砕が必要です。真実を語ることのために見張りを置く、自我破砕の人生で成長させて下さいますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、御霊様の実を豊かに結ぶ人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日自己破砕を通して真実を語るために自分の口に見張りを置くことで成長させて下さいますように。