#466(2019-9-29)

神の国について

2019. 9. 29.

白寅天

n マルコ 1:14-15

ヨハネが捕えられて後,イエスはガリラヤに行き,神の福音を述べて言われた.「時が満ち,神の国は近くなった.悔い改めて福音を信じなさい.」

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イエス様はヨハネから洗礼を受けて、荒野で断食お祈りを終わって、ご自分の使役を始めました。使役のメッセージは、「時が満ち,神の国は近くなった.悔い改めて福音を信じなさい.」でありました。神の国が近くなったと言われました。私たちは、ここで、「神の国」は「天国」を意味することだと思います。しかし、今も天国はこの世を離れて天の何処かにあるもので、その天国が来る意味は何か疑問を持つことは当然だと思います。たぶん、黙示録を呼んだ私たちは、21章で見える、新天新地と新たなエルサレムだと自然的な考えが出来ると思います。その新たなエルサレムが来るのが近くなった意味だと思えます。これは終わりの時の場面ですので、終わりの時はイエス様が初めに来られてから、今までの何千年を意味します。

マタイ12:28で、主はこの神の国がもう来ていると言われました。また主が教えて下さった祈りでも、御国が来ますようにお祈りすることを教えておられます。今分かっている一般の国が立てるためには、主権、国民、領土の三つがあるべきです。神の国の主権は主に、国民は聖徒、領土は新たなエルサレムだと思われるけど、主は言われた神の国は私たちの理性では理解し難いかもしれないです。しかし、聖書では神の国の主権、国民、領土について、その意味を素晴らしく説明しています。最も大切なことは、その神の国の民がこの世でどう表しているのかを良く説明しています。また、神の国の民は、この世でも同じく神の国の民として生きるべきであることを明確に言われています。この世で神の国の民として生きることが出来ないなら、決して神の国に入られないです。

神の国の民はどなたですか?

1.悔い改めて福音を信じる人です。主によって悔い改めの心が与えられて真理と自分の罪を悟らせて、福音を真に信じる人です。(マルコ1:15, IIテモテ2:25)

2.水と聖霊によって生まれ変わった人です(ヨハネ3:5)。昔の人が十字架で主と共に死んで復活された主と共に生きる人生を過ごす人です。

3.毎日御霊によって導かれる人生を過ごす人です(ローマ 8:12-14)。

この世で神の国の民として実を結ぶ人生を過ごせますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い娘の人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、主が自分の真の主人となって生けますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、この世で神の国の民として実を結ぶ人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。