【メッセージ】『最後まで仕える人生』 白寅天師
イエスは言われた。「はっきり言っておく。わたしのためまた福音
のために、家、兄弟、姉妹、母、父、子供、畑を捨てた者はだれで
も、 今この世で、迫害も受けるが、家、兄弟、姉妹、母、子供、
畑も百倍受け、後の世では永遠の命を受ける。 しかし、先にいる
多くの者が後になり、後にいる多くの者が先になる。」
マルコによる福音書 10章 29-31節
▼私たちの人生はマラソンによく比喩されます。人は人生の各段階を過ごします。人生の少年期、
青年期、中年期、長年期、老年期があるように、霊的な各段階があり、その特徴があります。神様
は各段階を通して人々を主が使えるような、すなわち、主の人格を似た者として作って行っておら
れます。ある人は青年期と中年期までは成功的に行ったけど、長年期と老年期に失敗する人もいる
し、ある人は全過程を通して成功的に行く人もいます。聖書で、アブラハム、モーセ、ダニエル、
パウロは人生を通して成功的に主に従って仕えられた人ですが、ダビデは長年期に行って霊的に弱
くなったことが見えます。ソロモンとキデオンは老年期に行って失敗したことが見えます。▼今日
の御言葉で、主の福音のために自分の一番大事なことを捧げて主に従っても、それで全部ではな
く、最後までよく走ることを主は警告しておられます。ここで、先にいる者が後になり、後にいる
者が先になると言われた所で、三つの点を見ます。初めはその人が多いであること、次はその理由
が何かと言うこと、最後、後にいる者が先になることです。▼
この信仰の走りの競争では多くの逆転があることです。早く走って良い成果を早く見せても、後は
悲惨な状態に行く人が多いと言われます。その理由に対して、人の高慢と虚栄だと思います(30
節)。神様の報いで与えた良いことを恵みによる感謝で受けずに、自分の物とすれば、その結果は悲
惨なことです。しかし、御言葉では多くの後に行った人たちが先になると言われます。遅く主を
悟ってその時から御霊様の力によって頑張って、走った人は主から誉められます。誰が自分の人生
で最後まで同じペースで走れますか?それは神様と親密な関係を続く人です。御霊様の中でいつも
自分を否認してすべての心を持って従って行く人です。最後まで自分の栄光を取らなく、主が言わ
れた所に自分を捧げて行く人は最後まで仕えられる人になって主から誉められる祝福を受けます。