行いのある信仰
2020. 01. 26.
白寅天
n ヤコブ 2:21-26
21 私たちの父アブラハムは，その子イサクを祭壇にささげたとき，行ないによって義と認められたではありませんか．
22 あなたの見ているとおり，彼の信仰は彼の行ないとともに働いたのであり，信仰は行ないによって全うされ，
23 そして，「アブラハムは神を信じ，その信仰が彼の義とみなされた．」という聖書のことばが実現し，彼は神の友と呼ばれたのです．
24 人は行ないによって義と認められるのであって，信仰だけによるのではないことがわかるでしょう．
25 同樣に，遊女ラハブも，使者たちを招き入れ，別の道から送り出したため，その行ないによって義と認められたではありませんか．
26 たましいを離れたからだが，死んだものであるのと同様に，行ないのない信仰は，死んでいるのです．
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ある教会の伝道師が、ヤコブ2章の御言葉で説教の動画を公開したら、行いを強調する異端的な説教である人々の反応が多く書かれたと話を聞きました。罪の赦しが人間の行いからではなく、神の恵みの上に信仰によってあると言う聖書の御言葉に基づいたからだと思います。恵みが強調されていることの意味であり、このような現状は今だけではなく、歴史的に何時もあったことです。
ディートリヒ・ボンヘッファー(Dietrich Bonhoeffer)は安い恵みについて「安い恵みは、悔い改めが無いけど罪を赦す説教であり、共同体の訓練の無いで与える洗礼、罪の告白の無いで参加する聖餐式、人格的な悔い改めが無いまま免罪を確認することである。従順が無い恵み、十字架が無い恵み、生きていて人間になったキリストが無い恵みである。」と言いました。このような安い恵みが広がれていることは、もう聖書で警告されていることです。人は自分の心で認定する信仰を持って、この信仰と共に働く行いは良く忘れる傾向があります。
今日の御言葉を見ると信仰は認定することから初めて、その行いによって完成されます。認定することは悪霊どもすることです。従順の行いが無い信仰は悪霊もあることです。神様によって初めから選ばれた人が持つ正しい信仰は行いによって証明されます。行いの信仰の例として、聖書はアブラハムとラハブ、二人を話します(ヤコブ2:21-25)。彼らの信仰の共通点は、自分の理性を超えて、自分が死ぬ決心とそれに従う信仰の行いが有ったことです。神様はこの行いによって、彼らの信仰の真さを認定して義と認めました。これが神の真の恵みです。神の尊い恵みによって、信仰を完成させて救いを得させる主に感謝と栄光を捧げます。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、自分のイサクを捧げる信仰、命かけて主のために働く真の信仰を完成させる神の恵みの中で過ごせますように。
・二部、伝道会で招待された霊魂が、楽しい時間を過ごすことが出来、御言葉の真理を良く悟りますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。