#377(2017-11-5)

主の十字架の直前の使役

2017. 11. 5.

白寅天

n マタイ 20:17-19

17 さて,イエスは,エルサレムに上ろうとしておられたが,十二弟子だけを呼んで,道で彼らに話された.

18 「さあ,これから,わたしたちはエルサレムに向かって行きます.人の子は,祭司長,律法学者たちに引き渡されるのです.彼らは人の子を死刑に定めます.

19 そして,あざけり,むち打ち,十字架につけるため,異邦人に引き渡します.しかし,人の子は三日目によみがえります.」

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今日は、マタイ福音書20-26章を考えたいと思います。この御言葉はイエス様が人の罪の代わりにご自分が十字架に掛けるためにエルサレムに行く道で、それについて弟子たちに言われる場面です。その時から、キリストの死までは長い時間がかからないです。それがマタイ20-25章までの内容で、主のメッセージを見ると、主がご自分の使役を終わって天に上る前、必要なことを準備することです。まず、各章の要約は次のようです。

20章、この世と天国の原理―賞と仕えることの原理

21章、エルサレムへの入城-真の悔い改め

22章、天国の比喩(婚宴と礼服)とユダヤ人の質問-税金、復活、律法

23章、宗教指導者たちの高くなること、偽善に対する叱ると警告

24章、終わりの時の前兆と準備―いつも目を覚めていること

25章、主の再び来られるまでの油の準備と裁き(タラントと羊と山羊の比喩)

26章、主の死の準備、最後の晩餐、お祈りと捕まれる

主は使役の初めは霊魂の病気を治療すること、御霊様による聖化の福音のメッセージを伝えて、最後言われた通り、十字架で罪のために死ぬ前、残りのメッセージを伝えました。それは、18章から続ける天の御父の心、義人の条件の後、天国と再臨とその後に裁きについて言われました。

天国での賞は御父の恵みによって与えられること、もっと低くなる人が高いことです。また、天国に入ることは無条件的な主の選びであり、御父の義の服が必要であることです。主の再び来られるまで目を覚まして生きること、御霊の油を準備すること、救われる人々の態度、それは、主の恵みに基づいて働くことです。最後、主は最後の晩餐で聖餐式のモデルを見せて主の死と復活を記念するようにし、大祭司としてのお祈りを最後でつかまれました。一つも無くなることなく、我らに必要なことを伝えて下さいました。主の死と復活によって完全な救いを与えて下さる主に感謝します。

【教会通信】

・兄弟姉妹たちがいつも御霊の導きに従う人生を過ごせますように、このために、いつも主の御臨在の中で留まることができますように、また、主の恵みよって主の部屋に入って主に深く会うことができますように。

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、キリストと共に死んで、共に生きる人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、十字架で死と復活によって、主の救いのメッセージを成し遂げて、天国への道を備えて下さったことを感謝し、その御言葉のメッセージの中で留まることが出来ますように。

お祈り下さい

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。