#435(2019-1-27)

真の悔い改めと従順

2019. 1. 27.

白寅天

n へブル 3:15-19

15 「きょう,もし御声を聞くならば,御怒りを引き起こしたときのように,心をかたくなにしてはならない.」と言われているからです.

16 聞いていながら,御怒りを引き起こしたのはだれでしたか.モ―セに率いられてエジプトを出た人々の全部ではありませんか.

17 神は四十年の間だれを怒っておられたのですか.罪を犯した人々,しかばねを荒野にさらした,あの人たちをではありませんか.

18 また,わたしの安息にはいらせないと神が誓われたのは,ほかでもない,従おうとしなかった人たちのことではありませんか.

19 それゆえ,彼らが安息にはいれなかったのは,不信仰のためであったことがわかります.

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今日は、真の悔い改めを従順の面で見たいと思います。イスラエルが安息を得られなく荒野で倒れた理由は従ってなかったからです(18節)。彼らが従わなかった理由は信じなかったからです(19節)。神様の真の安息、即ち救いのために必要な従順は信仰から来ることです。信じるから従順することです。真の悔い改めはこの信仰による従順を表すことです。口であくまで悔い改めを言っても従順しないと真の悔い改めは無いことです。従順のもとが信仰であることは、すべてが人の心から始めます。これはヘブル3章7-17節でよく言われています。

12節で、信じないことは悪い(不信仰の)心(Evil Heart - KJV)と言われます。その悪い心は惑わされる心(10節)固い心(8,13,15節)と言われます。不従順はこの悪い心による不信によることです。すべてが心から始めます(箴言4:23)。真の悔い改めは心から悔い改めすることです。心が固くなっていると従順が出来ないです。心から悔い改めをすると心に割礼を受けるなら、固執が壊れ、心が柔らかくなって従順します。主はこの柔らかい心を与えると言われました(エゼキエル 36:26)。柔らかい心は恵みによって与えられることですが、その与えられる恵みを受ける人は誰ですか? 心から悔い改めをする人です。真の悔い改めは自分の心の従順が必要なことです。死ぬまで悔い改めをしないとその恵みを受けられないです。真の悔い改めは、自分の自我が死ぬことを従順する心の決まりによって来ます。強い過ぎる自我との凄絶な戦いで勝利から来ることです。その戦いで負ける人は罪の誘惑によって惑わされます(10節)。主の右の十字架にいた強盗も自我が死ぬ信仰を持つようになったことです。自分の心で自我との戦いで勝利し、自分が死んでキリストが生きる人生を過ごせますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い娘の人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、主が自分の真の主人となって生けますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、心の中で罪の自我との戦いで勝利し、自分が死んでキリストが生きる人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。