#305 (2016-6-5)

自分の最も強い敵:自分自身

2016. 6. 5.

白寅天

-----

n 詩篇 55:11-14

11 破滅は町の眞中にあり,虐待と詐欺とは,その市場から離れません.

12 まことに,私をそしる者が敵ではありません.それなら私は忍べたでしょう. 私に向かって高ぶる者が私を憎む者ではありません.それなら私は,彼から身を隠したでしょう.

13 そうではなくて,おまえが.私の同輩,私の友,私の親友のおまえが.

14 私たちは,いっしょに仲良く語り合い,神の家に群れといっしょに 步いて 行ったのに.

-----

誰でも自分は義であり正しいと思います。宗教や道徳的に高い人生を過ごす人はもっとそうと思います。これは自分と言う自我からくることけど、劣等感も歪曲された自我から来ることです。自分は正しい、自分は良い人と思った人が自分の悪や罪を見つかった時、彼の人生では大きい変化があることをよく見ます。ダビデやパウロがその例です。

今日の御言葉、詩篇55編を見ると、ダビデが敵によっていろんな苦しみ、迫害、また罪によって圧迫を受けていると見えます。しかし、彼に圧迫を与えた存在はまさに自分自身であることを書いています(13節. But it is you, a man like myself..)。自分自身に破滅、悪、虐待、詐欺があり、自分の親しい関係、信じた関係の人々にあることです。彼らとは共に知識を分かち合い、神の家で共に歩んだ人でした。それなのに、今見るとその敵の存在が自分、または自分と親しい友でした。

その自分は誰ですか?それは自分の中でいる罪であり、サタンに従った罪の存在であって滅びるべき昔のものです。善を行いたい自分だけではなく、自分が憎む悪を行う罪があるからです(ローマ 7:15-20)。肉お欲望に従て自分の肉が欲しいことを行った呪いの子(エフェソ2:3)、人を欺く情欲によって滅びて行く古い人(エフェソ4:22)です。この人は死が突然来ますし、よみに下るべき存在です。ダビデはこのものが自分に、自分の近くにいることを見ました。

実際に、自分の中でこの罪と最も悪い悪があります。そのまま行くと、神の呪いを受けて早く火の池に行くべきものです。この自分をよくわかって、主に従うべきです。強い自分自身、自我を壊して、自分が無くなり、ただ主が自分の中でおられるように主に切に願うべきです。このために御霊様の恵みの働きが御座いますようにお祈りします。

【教会通信】

・兄弟姉妹たちがいつも御霊の導きに従う人生を過ごせますように、このために、いつも主の御臨在の中で留まることができますように、また、主の恵みよって主の部屋に入って主に深く会うことができますように。

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い乙女の心を持って生きることが出来ますように、また、キリストと共に死んで、共に生きる人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが自分の中にいる、強い自分自身、悪と罪の昔の自分を否認し、御霊様に従って、自分は主によって壊されて死んで、主が生きておられますように。

お祈り下さい

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。