ペルガモにある教会の教訓
2019. 7. 14.
白寅天
n 黙示録 2:12-16
12 また,ペルガモにある教会の御使いに書き送れ.『鋭い,両刃の剣を持つ方がこう言われる.
13 「わたしは,あなたの住んでいる所を知っている.そこにはサタンの王座がある.しかしあなたは,わたしの名を堅く保って,わたしの忠実な證人アンテパスがサタンの住むあなたがたのところで殺されたときでも,わたしに対する信仰を捨てなかった.
14 しかし,あなたには少しばかり非難すべきことがある.あなたのうちに,バラムの教えを奉じている人々がいる.バラムはバラクに教えて,イスラエルの人々の前に,つまずきの石を置き,偶像の神にささげた物を食べさせ,また不品行を行なわせた.
15 それと同じように,あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる.
16 だから,悔い改めなさい.もしそうしないなら,わたしは,すぐにあなたのところに行き,わたしの口の剣をもって彼らと戦おう.`
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ミラノに来て、ミラノ勅令が思い出されて、これに関連して御言葉を考えます。この勅令は、コンスタンティヌスがリキニウスとミラノで会談し発表されたことで、迫害されたキリスト教を積極的に守ることと励む大きい変化が有ったことです。この勅令をある人はキリスト教がローマの国教として認められて世界の宗教として成長するようになったと思われることもありますが、ある見方では、これによってキリスト教の信仰が純粋な意味を失って、クリスチャンになることが一つの文化や習慣になったことです。
黙示録2-3章で出る7の教会を解釈する方法で、初代教会から今までの教会の歴史として見ることが有って、その中でペルガモ教会として見られます。そこでバラムの教え、すなわち、異邦人の女たちと姦淫をするようにしたことになったことを主は叱れます。また、ニコライ派の教えを従ったことを叱れます。これは、教会の指導者が神様のみ旨に従わなくこの世と妥協すると信者を間違う道に導くことです。実際に、教会はローマ皇帝によって今まで彼らの宗教であった太陽神の勢力と混ぜて異邦の宗教を教会に受けるようになりました。また、ニコライ派の思想によって神の御言葉を守らなくても救われる教理を持つようになりました。
このペルガモ教会はミラノ勅令からこの教会が政治的な力を持つ時まで約200年間の教会として解釈されます。今の現在の教会の姿と似ています。神様の教えから離れて自分の考えでこの世と妥協することはそとには良いと見えるけど、姦淫であり、いつもそこに落ちらないように注意しなければならないです。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い娘の人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、主が自分の真の主人となって生けますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、いつも目を覚まして、この世と妥協せず、すべての心を持ってただ主を主人として受けて生けますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。