#10(2010-7-11)
【メッセージ】『人生の目的 – 伝道』 白寅天師
テサロニケの信徒への手紙1 2章 9節
兄弟たち、わたしたちの労苦と骨折りを覚えているでしょう。わた
したちは、だれにも負担をかけまいとして、夜も昼も働きながら、
神の福音をあなたがたに宣べ伝えたのでした。
アダムの罪の後から人は働ければならないようになりました。
仕事をすることは人間とって大切なことです。経済的な必要を満たすこと
や、自己の実現、社会的な必要を満たすことが、仕事を通して出来るからで
すが、人々が『仕事が私たちの人生の全てだ』と言う誤解を持つようになり
ました。今の多くの人々は自分の生きる理由や目的が仕事のためだと思って
います。聖書では、人生の本当の意味が仕事では無いことを言われていま
す。大工であった主イエスは、この世での使命が何かを12歳の時、もう明ら
かに理解していました (ルカ2:49)。使徒パウロはテントを造る仕事をしまし
たが、これは伝道のためでした (Iテサロニケ2:9)。聖書は私たちの人生で
何か大切なのかを明らかに見せています。伝道は主の使命であり、私たち人
間の人生の目的の一つです。
しかし、忙しい現代に住んでいる私たちは伝道をする時間がとても足りな
いです。伝道を聞く心も無いです。どのようにしたら、主が与えた救いの道
に人々を導くこの使命を良く出来るでしょうか?特に日本のように、福音を
伝えにくい所で伝道の使命をする方法を考えます。
1. 伝道に私を費やすために、心とお祈りの準備 (マタイ6:33, ルカ14)
2. 人生のメッセージを共有(良く聞くこと、相手を分かること、仕える
こと、証人としての人生-使徒1:8)
3. 主を共有すること (Iペテロ 3:15, Iコリント2:4-5) 知恵の言葉で
はなく聖霊の現れと力によって伝える。