#512(2020-8-23)

144,000人と永遠の福音

2020. 08. 23.

白寅天

n 黙示録 14:3-6

3 彼らは,御座の前と,四つの生き物および長老たちの前とで,新しい歌を歌った.しかし地上から贖われた十四万四千人のほかには,だれもこの歌を学ぶことができなかった.

4 彼らは女によって汚されたことのない人々である.彼らは童貞なのである.彼らは,小羊が行く所には,どこにでもついて行く.彼らは,神および小羊にささげられる初穗として,人々の中から贖われたのである.

5 彼らの口には偽りがなかった.彼らは傷のない者である.

6 また 私は,もうひとりの御使いが中天を飛ぶのを見た.彼は,地上に住む人々,すなわち,あらゆる国民,部族,国語,民族に述べ伝えるために,永遠の福音を携えていた.

---

14章では、天の神の御座の前で、子羊と共にいる、144,000人が新しい歌を歌う場面を記録しています。これは、13章で、地上でのあらゆる国々を統治する敵キリストと彼から迫害を受ける聖徒たちを話すことと対照になります。144,000人が誰かについては色々な解釈がありますが、今日の説教では、彼らを説明した3-5節の内容を考えます。

彼らは女によって汚されてない、童貞であることです。霊的な純潔を守ったことです。淫婦の誘惑に惑わされなく、信仰の貞節を守った人々です。また、子羊が行くところにはどこにでも行くひとです。ルカ9:23, 14:26-27のように、弟子として、自分を否認して、十字架を背負って、死ぬ所までも行くことです。また、初穂として贖われた人々であって、霊的に救われた意味もあり、肉的な贖い、すなわち復活の意味もあるのではないか考えられます。また、偽りがなく、傷がない、真実な僕です。天にいる彼らは、子羊と共に、真の裁きと統治の実行者として、あと、地上に来て、敵キリストの国を打ち砕き、メシアの国を統治する人々です。

そのあと、3人の天使のメッセージ(裁きの永遠の福音、大バビロンの滅び、獣の刻印を受けた人々が受ける裁きと苦しみ)が離されます。また、そのあと、忠実な実の収穫と悪人を怒りの葡萄の酒ぶねに投げて裁きをすることが言われます。これから神様の最後の大きい怒りの裁きがあることを意味します。

神様はご自分の民を苦しみを通過して、清い主の花嫁、すなわち、主の御国にふさわしい聖徒とし準備して導きます。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、御霊様の力によって、霊的な純潔を守るものとなり、主がどこに行ってもしたがって行く弟子として生きることが出来ますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。