真の礼拝者が持つ福音
2015. 3. 29.
白寅天
-----
コリントの信徒への手紙一 15章 31節
兄弟たち、わたしたちの主キリスト・イエスに結ばれてわたしが持つ、あなたがたに対する誇りにかけて言えば、わたしは日々死んでいます。
ガラテヤの信徒への手紙 2章 19-20節
わたしは神に対して生きるために、律法に対しては律法によって死んだのです。わたしは、キリストと共に十字架につけられています。
生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。
-----
先週まで、福音について考えました。今日は真の礼拝者が持つべきこの福音について簡単に要約します。命の救いの福音はキリストの恵みのゆえに信仰による罪の赦しと聖化の救いに関することです。この救いの元なる、恵みによって生まれ変わることとそれに相応しい実を結ぶことが大切です。これらすべてが人の力ではなく、御霊様の恵みによってなさることです。ここで何か過ぎると超恵み主義、または律法主義に落ちます。サタンは２０００年の前からこの武器を利用して人を真の福音から離れて、教会を破壊しようとして来ました。これはすべてが人間の罪の元である、高慢、すなわち自分自身から来ることです。
ですから、福音の中でいる私たちも、いつも、注意して、自分自身が生きて無く、主が生きるように、自分を主に捧げるべきです。今日の御言葉で、使徒パウロは、自分は毎日死ぬと告白します。また、自分自身はキリストと共に死んで、ただキリストが自分の中で生きておられると言われています。誰が救われた人ですか？自分が完全に死んでキリストが生きておられる人が救われた人です。自分が死んだ人は肉の欲、目の欲、暮らし向きの自慢などから離れてただ主に向かって生きるようになります。これを御霊様がしてくださいます。十字架の上キリストと共に完全に死ぬことが無いなら、キリストと共に生きることは無いです。
真の礼拝者は昔の自分自身は死んでいます。ただキリストが生きておられて、すべての心から神に敬拝するようにして下さいます(ローマ12:2)。この礼拝を主が喜んで受けます。この真の礼拝を捧げますようにお祈りします。
【教会通信】
・兄弟姉妹たちが真の礼拝者になるために、主が与えられる聖なる人生によって清い衣を着させますように(黙示録 19:7-8)、主の日を待ち望む中で御霊様の力が臨まれ、主との深い交わりと従順ができますように (IIペテロ 3:11-13)、また、主の愛の高さ、深さ、広さを悟りその愛を持って過ごせますように(エペソ 3:16-19)。
・また、主の愛に励まされ、隣人を愛し、福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。また、主の日が近づいているのを見て、もっと熱心に互いに交わりますように(QT Shareとメールでの共有、朝のお祈りに参加して、互いに励むことが出来ますように)。
・四月から会津大の国際戦略本部で働き始める李姉妹に知恵と力を与えて卓越に仕事が出来ますように恵みをお祈りしましょう。また、ペク兄弟がアメリカの出張を安全の中で良く出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日自我を主と共に十字架に掛けて、主と共に生きる人生を過ごせますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。また、お祈りの中で、主の愛をもって彼らに福音を伝えることができますように。
・韓国の教会が御霊様の力によって、自分の罪が悟られ、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分が捨てられ、狭い門に入る人生が過ごせますように。