信仰の基礎―神による家庭
2020. 12. 20.
白寅天
n マラキ 4:5-6
5 見よ.私は,主の大いなる恐ろしい日が来る前に,預言者エリヤをあなたがたに遣わす.
6 彼は,父の心を子に向けさせ,子の心をその父に向けさせる.それは,私が来て,呪いでこの地を打ち滅ぼさないためだ.」
---
マラキは旧約聖書の最後で有って、新約までの橋の役割をする冊です。イスラエルの民族がバビロンから帰って、ハガイやゼカリヤなどの予言者の予言の後、神殿と町を建築し50年から100年が過ぎたけど、待てているメシアの王国は来てなく、自分の生活で慣れて神様から離れている時、神様はまたその罪を指摘し、栄光のメシアの王国に対する望みを新たにする予言がこのマラキの書です。
マラキ書の内容は次のように要約されます。
- 1章:神の愛と人の裏切り。神に不従順しても、それを認定しない。
- 2章:祭司たち(レビ人)の罪―神との契約の破壊。民たち(ユダ)の罪―妻を裏切りする。それとも何時それをしたのかと言い否認する。
- 3章:主はこの世に来られる。その前、使者を送って下さる。主が来られて民を清くし、悪を裁く。
- 4章:メシアが来られる。その前、エリヤが来て父と子の間で互いに義に向かうようにする。
旧約聖書の予言書は約300年の間で、イスラエルとユダの滅びと回復として建てられるメシアの王国について予言しています。特にバビロンから帰って予言した、ゼカリヤ、ハガイとマラキ書は神殿の建築とメシア王国について集中して予言しています。それで、栄光のメシアの王国の渡来は、イスラエルの一番大きい望みになりました。メシア王国への予言はいつもイスラエルの罪とそれに対する裁き、また、それからの清めと回復の順番で主は言われます。マラキ書で主が言われるイスラエルの罪と回復は次の特徴があります。
1.神様はいつも恵みによってご自分の民を愛するが民はそれを知らない。
2.イスラエルの罪は、レビ人の罪(契約の破壊)とユダの罪(妻を裏切りする)
3.メシアが来られてすべてを裁き、民を清め。
4.使者(エリヤ)がまず来るけど、彼は父と子の間で互いに義に向かうようにする。すべての信仰の基礎は家庭から始める。
主の日が近づいている時期に、自分の信仰を顧みるために、家庭から見る必要があります。
【教会通信】
・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。
・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。
・兄弟姉妹たちが、主の日が近づいている時期、自分の両親、子供たちの間で主が言われる通りに生きているのか顧みて、悔い改めをもって主に行くことが出来ますように。
・12/24、ペク兄弟のLabの学生たちとクリスマスパーティーが良い時間となり、その意味と福音を良く分かち合いますように。
【お祈り下さい】
・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。
・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。
・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。