#506(2020-7-12)

七つの封印が解ける-患難の初め

2020. 07. 05.

白寅天

  • 黙示録 6:1-2, 16-17

1 また,私は見た.小羊が七つの封印の一つを解いたとき,四つの生き物の一つが,雷のような聲で「来なさい.」と言うのを私は聞いた.

2 私は見た.見よ.白い馬であった.それに乘っている者は弓を持っていた.彼は冠を与えられ,勝利の上にさらに勝利を得ようとして出て行った.

16 山や岩に向かってこう言った.「私たちの上に倒れかかって,御座にある方の御顔と小羊の怒りとから,私たちをかくまってくれ.

17 御怒りの大いなる日が来たのだ.だれがそれに耐えられよう.」

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子羊が玉座の方の右の手から巻物を受け取って、やっと、封印を解け始めます。これには二つの意味があります。それは、神の裁きと主の御国の回復です。裁きは悪人とサタン、回復は神の御国と万物の回復の意味です。この説教では、前千年説、世代主義、または未来主義の解釈に基づいて行います。また、解釈を文字的と霊的解釈を必要な部分で適用して行います。この解釈によると、巻物の封印が解けられることは、ダニエルの70週の残り、1週が始めることとしてはっきり見られます。はじめの封印が解けられた時出る、白い馬の上に乗った人についても、色々な解釈がありますが、敵キリストとして見る方が一番普遍的です。彼は白い馬の上、弓(矢が無い)をもって続いて勝っています。平和主義者ですが、実際には征服者です。

2から4の封印が解ける時、赤い馬、黒い馬、青ざめた馬が出てきます。赤い馬は戦争、黒い馬は飢饉や経済的の激しい問題、青ざめた馬は、剣(戦争)と飢饉(食糧と経済の問題)と死病(疫病)と地上の獣によって全世界的な大規模の死がある意味です。これによって、地球の1/4が死ぬことになります。この様子(6番目の封印まで)は、マタイ24:7-8, ルカ21:10-11で要約されているようです。それから,イエスは彼らに言われた.「民族は民族に,国は国に敵対して立ち上がり,大地震があり,方々に疫病やききんが起こり,恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます.

また、5番目の封印では、お祈りの運動と多い殉教があることが見えます。これは黙示録20:4で言われます。6の封印では、自然と宇宙的な混乱があることが見えます。また、信じない人もこれが玉座の神様と子羊の裁きによることを分かります(16-17節)。この時期を通過することになると私たちの心はどうすれば良いのかを主の前で祈りの中で御霊様の御声を聞くべきです。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、主が清くあられるように自分を清くする人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、霊的なバビロンから離れることが出来ますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・兄弟姉妹たちが、主の日が近づいているこの時期に目を覚まして御霊様の御声を聞き、聖なる敬虔な人生を過ごすように、いつも主を主人として自分の中に受け入れて、従って生けますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。