#477(2019-12-22)

雲の中に一挙に引き上げられる

2019. 12. 22.

白寅天

n Iテサロニケ 4:16-18

16 主は,号令と,御使いのかしらの声と,神のラッパの響き中に,ご自身天から下って来られます.それからキリストにある死者が,まず初めによみがえり,

17 次に,生き残っている私たちが,たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ,空中で主と会うのです.このようにして,私たちは,いつまでも主とともにいることになります.

18 こういうわけですから,このことばをもって互いに慰め合いなさい.

---

テサロニケ教会は使徒パウロがピリピから出て行き、約3週間伝道して建てた教会です。はじめの信徒としてヤソンと何人がいました。彼らは教会が始める時からユダヤ人によって迫害を受けました。使徒パウロのチームは早く他の所、ベレヤに移動しなければならなかったです。その後、テサロニケ教会人たちはユダヤ人から大きい迫害を受けたことは十分推論が出来ます。多分、殉教者が出たかもしれないです。彼らは自分たちより先死んだ人々について悲しみをもっていました。これについて使徒パウロが彼らに主の中で宝のような望みを持つように今日の聖句を記録しました。

これは主の日、特に主がこのように聖徒たちと来られる時について言われることです。主は地上への降臨の号令を言われると、み使いの頭の命令を繰り返して下達すると、その命令の執行のラッパが響きます。これから主の降臨が行われることです。降臨の過程は、まず、キリストの中で死んだ人の体の蘇りです。その後、彼らと生き残っている人々が一挙に雲の中に引き上げられます。来られる主に会うためです。その後は主といつも共にいることになります。この素晴らしい主の計画があるので、望みをもって生きることを励むことです。

主が来られる時、主の中にいる私たちは、主の天使によって雲の中に引き上げられます。雲は神様が居られる聖なる所を意味します。そこには、主の存在、聖なる、神秘、威厳、栄光があります(詩篇 104:3, 出エジプト 16:10, 24:16, 40:34, ルカ 21:27, 列王記上 8:11、エゼキエル 10:4)。主が乗ってこられる雲は、可視的な意味と霊的な意味が同時にあることだと思います。その雲は主が居られる栄光と権威を意味し、その上には、光に輝く主の栄光が満ちていると思います。栄光の主の前に行って主に会うのです。罪によって主の栄光に行くことが出来なかったですが、キリストによって行くことが出来、いつも主と共にいるようになります。この望みをいだく者は主が清く有られるように自分を清くします。主の日が近く来るこの時期、主に習って聖なる人生を過ごせますようにお祈りします。

【教会通信】

・主の日が近づいているのを見て、目を覚まして御霊の油を準備する賢い娘の人生を過ごせますように、このために、毎日真の悔い改めをもって自分が主と共に死んで、主が生きて、主が自分の真の主人となって生けますように。

・兄弟姉妹たちが、毎日、主の部屋に入って主との深い交わりの中で主に会う人生を過ごせますように。また、恐れおののいで御霊様の導きに従って自分の救いを達成する人生を過ごせますように。

・クリスマスパーティに参加した霊魂たちの心に蒔いた福音の種が芽を出しますように。

・兄弟姉妹たちが、キリストの再臨が近づいているこの時期、主の清い姿のように、清い人生を過ごせますように。

【お祈り下さい】

・教会の兄弟姉妹たちが主の花嫁として準備されますように。このために、いつでも目を覚まして主だけを愛し、主の至聖所に入り、感謝と賛美の祈りを通して主を経験する人生を過せますように。また、主の軍人として御言葉の剣と信仰の盾を持って、サタン、この世、また自分の罪との戦いで勝利する人生になりますように。

・主の愛に励まされ、隣人を愛し福音を伝え、主が定められた霊魂が主に帰ることができますように。主を信じてない、隣人、親戚、友達の心を準備して下さいますように。

・主の教会が御霊様の力によって、自分の罪を悟って、へりくだる真の悔い改めができますように。また、御霊様の導きによって自分を捨てることが出来、狭い門に入る人生が過ごせますように。